いやあだってお絵かきしてたり色々。
昨日某Rさんの三万ヒット祝い仕上げて贈ったが、寝ぼけながら背景加工をつけた絵を、風呂入って冷静な目で見直してみたら
「なんじゃこのみっちーも吃驚なたんびー少女漫画もどきな流し目男は!!」
使い慣れない花とかピンクとかは試してみるものではない。特に頭が腐れているときには。ははは。
花消したら普通の絵になった。手つきが広隆寺弥勒菩薩かキミな感じだが。冷静に見ると。

あと参加してるPBeMでM-GM始めたりとか。
ますたー初めてというのにいきなり暗い話。しかも京極ファンというのがバレバレな内容。まあなるようになろう。

本はえーと「妖怪馬鹿」読了。次は江戸川乱歩の「月と手袋」か、瀬名秀明の「BRAIN VALLEY」<下>か。柳田の「妖怪談義」も読みかけ。図書館で借りた宮部みゆきの「理由」も読まないと。

なのにゲームボーイのドラクエ?にはまってぼちぼちメダルを集めている自分をどうしてくれよう。
だって3月トップと某Rさんの三万ヒット記念ぷれぜんと同時進行でやってたんだもん……。
というか、2月が28日までしかないことをきれいさっぱり忘れていた私がいけないのだが。
せめて今月が30日まであればもう少し余裕があったのだがな……。
それにしても春らしくない絵だなぁ今回の。所詮使い回しだしなぁ。早く華やかなおねーちゃん系に変えよう。ヤンキーの次がヤ○ザの絵ってのもあれだしなぁ。JPEGにしたら汚くなったし。ふー。
ああRさん、貴方の為にロンゲ切れ長目20代後半艶にーちゃん鎖骨・眼鏡仕様ちゃんと描いてますからね!まだ肌塗ってる途中ですが。流し目もばっちしですよう!

「妖怪馬鹿」ただいま読書中。何が嫌ってネタのほとんどを理解できる自分が嫌だ。これが終わったらぶれいんばれーの下を買おう……

確定申告の不思議。

2001年2月25日
藤生は去年の1月に前の会社を辞め、3月に今のトコに就職した人間である。
年末調整の時に、前の会社に源泉徴収票を請求したがなかなか届かず、給与厚生課から
「もう年末調整やったげるの締め切っちゃうから確定申告自分でしてね」
と宣告され、本日、2月の間にやっておこう〜とれっつ計算してみたのである。
マニュアルも兄から借りたし、電卓片手に用紙の控えに数字を入れていく。
すると。
おや?
「還付じゃなくて納付?!」
何故にプラスになるの数字〜。
前が正社員で今は派遣社員、ボーナスがない分所得は減っているはずでは……ッッ。
でも何故かプラス。何回計算してもプラス。
何がいけないんだろう……。
困惑したあげく、ここは一発プロに頼ろうと、父の知り合いの税理士の方に電話して、資料を送るので計算してもらうことに。
頼みますHさん、納付じゃなくて還付になるようにしてください……

びゃうびゃう。

2001年2月24日
Rさんと「狗神/弟切草」を見にゆく。
いやあわかってたんだよ角川映画だって。
角川映画だったともああ。

感想的には、
「弟切草」−だからどうした。ていうかなにがインモラル。思わせぶりなシーンは多けれどさっぱり伏線になってないのがなんとも。Rさん曰く、
「1時間も壮大な予告編を見てしまいましたッ」
まったくねぃ。弟切草の英名まで出しておいてテーマにまったく関係ないとこが素敵。
「花言葉は復讐」とゆーがいやなにがいったいどうして復讐。
「狗神」−なるほど確かにインモラル。だけどエンディングそーしちゃうんだへー。あまり怖くない。エロいが。そして今時の現代劇は取り敢えずネットを使ってないと駄目なんだねぇ。
あでも。グッズが可愛かったぞ。キャラクター好きの藤生としては。思わずポストカードとメモを買ってしまったが、Rさんはストラップ買ったしねぃ。
「これをつければ怖いものなし!」……嫌な人がいたらストラップにお願いして食わせるとかそーゆーのだろうか。
でも、ポストカードで

  「びゃうびゃう」
  森から鳴き声がします。
  今日も狗神くん達は、
  和紙の材料を集めています。

とあるが。原作読まないとこのネタわかんないって……映画じゃ鳴かないじゃん……
はい。てなわけで今日帰りの電車で小野不由魅『黒祠の島』読了。九州の小島のおいちゃん達が「アリバイ」とか言って通じるのか?なんて考えるのは地方差別というものなのだろうな自分。そして祥伝社のノベルってエロだけじゃないんだ〜とか思ったのも偏見というものなのだろうな自分。
ところでIEがエラっちゃったな……これとっとと書き込んじゃってマシン再起動させなきゃ……

上のセリフの出典わかるヒトいるだろーか一体。
イヤ別に手元が狂われたのは藤生なんだが。
お茶を飲もうと思って。
急須持ってポットのボタンを押したら。
ちょっぴり手元をあやまり右手人差し指と中指に熱湯をじょーっと。
「……おあちゃあ!!」
思わずケンシ○ウのような声がでましたともさ。ああ。
水道で冷やしたんだけどちょっと赤かったり。
馬鹿だねぇ。

疲れたよー

2001年2月13日
帰宅すると、聞かされるのは母の愚痴ばっか。
てかそれだけ。
今日ついにキレて怒鳴ってしまった。
修行が足りないと反省。
向こうだってさんざん疲れてるんだからしょーがないよ。そりゃー愚痴りたくもなるだろーさ。他に話題ないんだしな。うん。
でもさー。その生活が3ヶ月も続きゃ私の中にも毒もたまるよ。その上現実を無視した勝手なことばっか言われて八つ当たりされちゃさー。
でも大人げないのはこっち。そう思わなきゃねーふー。
危うくタブレット壊すとこだったな。馬鹿だねぇ自分。あはは。

今日のお昼、家で一人、パソコンに向かって色塗り塗り塗り。
友人の誕生日近いの忘れてたさ……君のことさS……。
自分の誕生日に手書きのカードを作ってもらったからには、こっちもオリジナルを作って返さねばならない。というか毎年そうしてるし。
でも藤生からはパソ制作さ。ごめんよう。
だって最近アナログでの色塗りって、ほんと落書き程度にしかしてないからイマイチ自信がないしさー。
まあプリントアウトして形にする段階では紙とか封筒とか凝ってみようとは思ってるけど。
いつもペインターの水彩は、さらっと塗ってさらっと仕上げ、はっきり言って短時間向けに使うツールなのだが、今回はそこそこ時間をかけて塗ってみた。
しかし画像のキャラの表情が、どーみても「お誕生日おめでとう」って感じじゃないんだけどさ……
首洗ってまってろよS。
内線電話がかかってくる。
隣の代理宛。でも不在。しょーがないから代わりに取ろう。ホワイトボードに行き先書いてないからたぶん社内のどっかだねぇ。
『ああ……Kいる?』
……名乗らずに用件だけを仰るというのはお歳を召したおっさんに多い。まあいいけどよう。
「K代理なら今席を外しておりますが」
『じゃあちょっとメモ残してほしいんだけど』
へいへい。同行するアポの日時をメモメモ。復唱も忘れずにね。
で。
あんた誰。
恐れ入りますが――とおっさんの正体に探りをいれようとしたところ、
『じゃ、■■からだってつたえておいて』
がちゃ。つー。
……………………はい?
いまこのおっさん、自分の名前を「おれから」って抜かしたような。
いやそんなことはないだろう。たぶん。きっと。おそらく。めいびー。
「おれ」に似ている響きの名字……「大江」とかそ、その辺……?
いやだがしかし。そんな名字のおっさんが代理の周辺にいた覚えはない。メモの「FROM」欄を空白にしたままぐるぐるしていると、当の代理がのこのこと戻ってきた。
「……代理。今電話が。××の件で10時に訪問したいと」
「××?T部長かなぁ。その時間はダメなんだけど……誰からでしたか?」
T部長か?彼なのか?そういやあの低音ボイスに覚えはあるし、彼は藤生の中の「K代理関係電話で名乗らないおっさん御三家」の見事一角を飾っているが。
ヤツの名前は四音節あるぞ。
じゃあなんだ?さっきの電話で言われた■■はやはり「おれ」だったのか?
「で、藤生(仮名)さん、誰からでしたー?」
「………………俺様からでした……」
一瞬流れる沈黙。
「なんですかそりゃー!」
「だって言ったんですよう!『俺からだって伝えておいて』って!!」
「どこのどいつですかそりゃあ!」
「そんなん私が知りたいです……」
たぶんT部長だろうということで電話をかけてみる代理。
「……ビンゴでした。藤生(仮名)さん」
「ビンゴでしたか……」
T部長。あんた。「俺から」って、「俺から」って……
あんたあたいのなんなのさーーーーーーーー?!
ツーカーの仲になった覚えはねぇぜ旦那!!
「だからそういうおじさんには『怪しい奴、名を名乗れ』って凄めって言ったじゃないですか」
「じゃあ代理凄んでおいてください……」

ちなみにタイトルとオチの関係がわかんない人はお母さんに聞いてみようね。

阿呆の群

2001年2月5日
とある代理が北海道に出張した。
そしてお土産を買ってきた。
えらいねぇ。
出張慣れしてる次長クラスだとあんまり買ってこないからねぇ。
たとえそれが北海道限定のグリコペロティチョコでもねぇ。
とりあえず、部のみなさんに配られる。部長も次長も代理も平も派遣も。
みんなで食べようペロティチョコ。
ここでそんなもんどんなブツだか忘れたという御方のために説明しておくと、ミルクチョコレートの上にイチゴチョコレート(これが北海道なので夕張メロンチョコとかがあった)が張り合わされた二層チョコの上にドラえもん等のイラストなどが描いてあり、プラスチックの細いバーがついていて、囓るなり舐めるなりお好きになさぁい、というお菓子である。
要は駄菓子。そしてお子さま向け。
それをみんなしてくわえている我が部。
スーツにペロティチョコがここまで似合わないとは。
隣のK代理がぽつりと、
「藤生(仮名)さん、今の僕ってすごく間抜けな気がするんですが」
ええ、その通りです代理。いやくわえたままパソコン打ってる私も人のこといえませんが。
てかみんな間抜けです。
今ここに来客あったらいやだなと思った。よその部の部長以上が来てもいやだなと思った。切に。
教訓:職場のお土産にペロティチョコはやめよう。

電気あんかの悲劇

2001年2月4日
夜。風呂から上がって一時間くらいたってて体冷えてて。さー寝るべ、と布団に入ったら。
つべたい。
なぜに。あんかちゃんとスイッチいれておいたのに。
電気をつけて確認したところ、コンセントはつながっている。スイッチは「入」になっている。温度強弱は「強」になっている。
なのにつべたい。

――ご臨終です。

チーン、とSEが藤生の頭の中でなった。
電気あんかは二度とその身にぬくもりを宿すことのない屍と化し、ただただベッドに横たわるばかり――。
いやあんかが立ったり座ったりしたらそっちの方がなんだが。
とにかく、もうあったかくなってくんないんですよ師匠!!だれのことだかわかんないですけど師匠!!
藤生、寒さのあまり混乱。
しかし正体不明の師匠に訴えてもあんかが生き返るわけでもなく。
丸まって眠ればそのうちすぐあったかくなるさ〜、とあきらめて布団に入る。
だがその考えは甘かった。
築20年以上たっている藤生の家はぼろい。床も軋めばすきま風も通る。
寒いよう。
毛布2枚に羽布団までかけているのに、全然ぬくもってこないこの哀しさよ。
「あにさんさむかろ」「おまえさむかろ」などとひとり『鳥取の布団』ごっこなどしてみたり。
……よけぇ寒くなるだけだよちくしょう……。
結局、パジャマの上にフリースを羽織り、半纏をひっ被って半べそで丸くなっているうちに眠りに落ちた。
翌日、風邪が悪化していたというのは言うまでもない――

ざっつ恐怖体験。

2001年2月3日
昨夜ベッドの中、そろそろ眠りに落ちようかとうとうとしていた時。
足下からいきなりやばい感覚が駆け上ってきて目が覚めた。
落ちる感覚というのか。座ったまま寝てて、ガクン!となって目が覚めることがあるが、あれの強力版のような。
しかし横になって上向いて寝ているのにどこへ落ちるとゆーのか。ていうか、落ちるとゆーか、足の先の方にひっぱられるというか……
起きたら心臓ばくばくいってたなー。
ひょっとしてこれが幽体離脱?魂抜け出てかけてた?
でもそんなん実際あったらいやだから単に寝ぼけたに3000点。
ああ今日風邪で一日中寝てたせいでお借りした娯楽ビデオ見損ねたな……

古本屋の罠

2001年2月2日
別に副業で拝み屋をしているあのヒトのことではない。
うちの近所の店のことである。
ついでにいうなら別にその店も罠をしかけたわけでもない。
藤生が勝手にひっかかったんである。
ここで買うのはたいてい乱歩か横溝、または岩波や教養文庫、いわゆる名作、そのたぐい。
今日も今日とて、江戸川乱歩「猫と手袋」と柳田國男「妖怪談義」をレジにおいたわけだが。
店のオヤジ、ぱらぱらと背表紙の裏にある値段を確認し、
「750ですね」
はい?
両方ともペラい文庫本。それが古本で2冊で750だと?
不審な気持ちが顔に出ていたのであろう――オヤジは本を紙袋につっこみながら言った。
「こっちの柳田先生の本ねぇ、今もう絶版なんで500円なんですよ」
なんですと?
ざけんな角川!(だったと思う)再版しろよ最近民俗学ブームじゃんよちくしょうっ。
そのときはそう思ったのだが。
家帰ってぱらぱらとめくりながら思った。
500円出しちゃった私がかわいそうだから、絶対再版するな角川(でも記憶曖昧なんだよなぁ)。
人間って身勝手だねぇまったく。
抜けていたよ屋根。
私の部屋じゃなくてチャリ置き場だけど。トタン板を見事に雪塊がぶち抜いていたさ。
玄関も落ちてきた雪で埋まっていてね……門をあけられる状態にするまでに5分かかり、凍った道を駅までダッシュする羽目になったさ。ああ。
いっそ藤生もどこぞの留守電に「うちの屋根は傾いている」とでも吹き込むかちくしょう。でもたいていの日本の家屋の屋根は傾いているわな。

どーでもいんだが今朝少々咳がでたので会社の医務室に薬をもらいにいったら、熱があって吃驚。実は結構具合悪かったのか自分。
でもくたばっている暇はないのさ〜。仕事は割と暇だが家の方がそれどころじゃないさ〜。第一ここで風邪で休んだりしたら、すべてがパソコンのせいにされ、親にネット禁止にされちゃうさ〜。
しかし、ちょっと熱があってちょっと咳がでてちょっと鼻がぐずつくだけなのだが、一度に飲む薬の量が5種類6錠もあると、ああ風邪ひいたんだなぁという感慨がわいてくる。わいても嬉しくないが。

さあ今日は日記書き込んだらHPトップ画像だけ2月用に差し替えて寝よう。うん。
さっきから四度ほど、屋根の雪が解けて滑って地面になだれ落ちた。
凄い音してんですけど天井。
揺れてんですけど床。
大丈夫ですかうち。
このあと二階の自分の部屋戻ったら天井抜けてたらいやだなぁ。

今日は地道にパソコンで2月用トップ画像を塗り塗り。レイヤーに範囲指定のできるフォトデラを使ったほうが楽なのはわかっているが、インターフェイスのあまりの使いにくさに最近ペインターを使用。もとよりぜんぜん表現機能はこっちが上だしね〜。ちょっとはみ出すたびに修正するのが面倒だけどね〜。でも紙と画材でやってたころは、はみ出したらはいそれまでよだったことを思い出せば十分ありがたいものである。
……明日あたり初心にかえってマーカーとかで色塗りしてみようかなぁ。

階段の怪

2001年1月28日
また入ってたんすよ。留守電。
今回は藤生が聞いたんじゃないんだけど。
「うちの階段は傾いている」
とかなんとか入っていたと母が。
うち階段修理者とかそーゆーのじゃないからそーゆーこと留守電に吹き込まれてもどーしよーもないんだけど。
てか吹き込んでそれでどーしろってさ。

謎は深まるばかり!!刮目して次号を待て!!

……嘘です。次号あったらいやだなぁ。

雪中行軍

2001年1月27日
目が覚めたら外は雪国だった。
そんなことを言っていると本当の雪国の方々に怒られそうだが。
関東平野に雪が降った。しかも割と沢山。
そしてそんな日に藤生は大学のサークル仲間と新年会。
京成線の特急電車にあわせて駅に向かう藤生。しかし藤生が確認していたのは平日の時刻表であった。駅について電光掲示板を見、休日ダイヤでは2分前に電車が出ていたことを発見して愕然となる藤生。特急はあと20分はこない。
だがそんなことはすでに問題ではなかった。ダイヤはバリバリに乱れまくっていた。結果的に電車が20分以上駅にやってこなかったのは藤生的に十分問題だったが。
そして乗った電車は遅遅として進まない。停止信号つきまくり。これだから新潟出身のヤツに「東京の交通機関はヤワい」とか言われるんだ……。
結局30分以上約束の時間に遅れて目白に到着。ドトールで思わずロイヤルミルクティーのLサイズを注文してしまった。
そしてそこで飲み会予約してある店に移動するまで約3時間ダベる。だって店変える気力ないし。
教師やってたり婦人警官やってたり家庭教師やってたりそして、少年鑑別所の法務教官やってたり。
生きてくって大変だねぇ。みんな。
ちなみに鑑別勤務の後輩に「どんなことやってるの?」と聞いたところ、
「昨日はクレンザー1本で廊下の掃除をたった一人で」
「……お掃除のおばちゃんとかいないの?清掃会社と契約とか」
「雇う余裕も契約する余裕もありません。予算ないですから」
他にも彼は洗濯や寮の食事作りをやってるそうな。なんだかねぇ。政府、もーちょっと予算の配分考えろよ……。
7時より店を池袋のちゃんこ鍋屋に変える。
……ちゃんこ鍋ってよーするに寄せ鍋かい。しかし冷え切った身にはそれはありがたかったともさ。
鍋をもそもそつついてたら雷までなってちょっと吃驚。帰るころには雪が雨に変わっていたのでちょっとほっとしたが。
しかし地元についたら、降雪量が池袋の比ではなかった。向こうじゃ雪解けてんのにこっちじゃ道路の脇にてんこもりじゃんよ……。


なんか非常に主観と客観の曖昧な夢を見た。自分が劇中人物のような観劇者のような。まあでもそんなことはどうでもいい。問題は内容のわけわかんなさだ。
「傍観者」ではなくて「観劇者」と表現したのは、藤生がタイトルを知っているからである。なんのタイトルだかは知らんが。
その名も『超能力探偵ヒゲ』
ちなみに超能力は欠片も出てこなかった。別にいいが。
藤嬢人物は、藤生のPC「マサキ」の知り合いのPCさんたちである。
場所は超能力探偵の探偵事務所。
茶髪の少年ばかりが襲われ髪を切られる「茶髪狩り」の犯人を捕まえて欲しいとの依頼があり、捜査は大詰めに入っていた。
事務所の壁には黒板があり、ヒゲの生えた超能力探偵がチョークで文字を綴りながら調査状況を述べている。所員には戒やレイスがいて、腕組しながらその他大勢と一緒に話を聞いていて、ライブが珈琲を飲んでいる。ジェニーとマサキは探偵の話などさっぱり聞いておらず、脇のテーブルで将棋を指している。
そして、大詰めなんでおもむろに犯人当てがはじまるわけである。
探偵曰く、
「ジェニー刑事(デカと読もう)とマサキ刑事(左に同じ)の知恵を借りるまでもない。犯人はわかっている!」
刑事だったのかお前等。なんか××デカとゆーと微妙に太陽に吠えろくさい。
超能力探偵、おもむろに黒板に人物写真をべたりと貼る。
村雨の顔である。しかもなぜかハゲ。
「それで動機はナンなんダイ?」
とジェニー刑事突っ込む。その前に証拠じゃないのという疑問もなきにしはあらずだがそのへんは所詮夢。
「動機か、それは、だ」
ともう1枚同じハゲ村雨の写真を取り出す探偵。
「茶髪狩りは少年達の髪の毛を切り取っていた。何のためか?」
探偵、おもむろに茶色のマジックで写真に髪の毛を書き足し始める。周囲からあがる「まさか!」の声。
「そう、そのまさかだ。茶髪狩りは切った髪の毛でヅラを作るために少年達を襲っていたのだ!」
このあとの展開は、藤生が雨戸の隙間から差し込む朝日と目覚し時計の電子音を感知して目を醒ましてしまったので不明。

って、本当に見たんだよう!
多分こんなよーわからんものを見た原因は銀狗さんのSSとそれに関するQと、再放送してた『踊る大捜査線』を見た影響でせう。銀狗さんとこのPC出てないけど。
しかし村雨が犯人なら(ハゲだが)超能力探偵ヒゲって誰なんだろう……。ヒゲは村雨ヒゲだったんだけれど。「探偵」としか認識してないんだよなぁ。それに口調が「ですます」じゃなかったし。
つっこみどころはあげればきりがないが、とりあえず、ヅラくらい買えでしょうか。
すまん、村雨ぴ。
ちょっと今日は怪奇な出来事が。
会社帰りに父の見舞いに立ち寄り帰宅したら留守番電話が点滅している。それは別によい。
ぴ、とボタンを押すと「2件デス」と合成音が喋り再生が始まるわけだが。
我が家の場合、あまり伝言は入っていないケースが多い。留守電とわかった時点で切ってしまうのだ。故に、入っているのは単なるツーツー音というのが基本パターンなのだが。
無言。
「無言留守電とは嫌がらせかだがしかしそれならもっと何件もいれるだろ2件しか入ってないってゆってるしそれどーゆーことさ」
そんなことを一瞬の間に藤生が考えたその瞬間、男の声で、
『階段が傾いている』
ガチャ。ツーツー……
合成音が録音時刻を告げる。ちなみに2件目は郵便局からだった。
あのー。
階段が傾いてるって、どこの。
ていうか貴方誰。
そしてその伝言の意味は。
うちナンバーディスプレイじゃないからどこからかかってきたかわかんないんだよねぇ。
しかしこれ、階段と解釈するならまーいいけど「怪談が傾いている」とか「戒壇が傾いている」とかなるとちょっと意味深で新耳袋的わーるどちっくな雰囲気も漂うなあとか思ってみたり。
ちなみにうちの階段は別に傾いてません。古い家だから廊下は軋むは床は凹むわだが。
これで近日中に階段関係の事故があったら新耳袋に投書だな、これは。文章の〆はやはり
「……あの留守電はこの事件を示唆していたのでしょうか?」でしょう。
さあなんか起こるかなぁ。どきどき。
よかったこと。
祖母の手術が無事終わる。
まあ年齢が年齢なのでこのあとどう転ぶかわからないがひとつ区切りついてちょっとだけ安心。

わるかったこと。
いやー困った親類がいるんだけどさー。
電話かかってきちゃってさー。
留守電だったからよかったんだけどさー。
またかけてくるって吹き込んであるんだなこれが。
母親が心配してかなわんのだよ。
勘弁してくれ。まぢ。

どうでもいいこと。
入浴剤が切れたからショッピングモールの中にある薬局まで行ったのだが。
そのついでにいつものように本屋に行ったのだが。
芸能関係のコーナーにさぁ。
由美かおるの写真集平積みで置いてあったんだけどそれって営業的にいけてるわけそれって。
しかもタイトルが「妖精のなんとか(後半忘れた)」ってどうよお銀。年齢50歳くらいじゃなかったっけお銀。
いやほんとどうでもいいんだけど。

< 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索