書き込もうと思ったらログイン解除されてたよ。あら吃驚。

午前中はコピー機の部品で終わった。
5cm綴じチューブファイル4冊のコピー急ぎって世の中舐めてませんかA次長。しかもホチキス止めしてあるわZ折してあるわクリップで止めてあるわって嫌がらせですかそれは。
午後は製本工場。
しかし途中で呼ばれ攻撃会社データベースの打ち込み部隊の傭兵となる。
戻ってきたら再び呼ばれセミナーで使う名札の作成下請け。
挙句の果てに部屋の反対側の隅から上司の呼ぶ声がする。
「藤生（仮名）さーん！数字が5億以上のマスに自動的に色つけるのってどうやるんだっけ？！」
貴様私その質問既に1万回は聞いてるぞ（この日記には誇張した表現がありますのでご注意ください）。
素人は一つ一つのセル毎に色つけてれ！！と言いたいところだがなんとか笑顔で押し隠し、条件付書式のやり方を教える。
お仕事があるのはないより全然ありがたいんだがどーしてこう集中するんだよーうえーん。
しかも名札作成の方は明日に持ち越しだよー。テーブル番号いれてとかそんなん聞いてないよなこと言われたよー。打ち合わせと違うよー。

へろへろになって帰宅したら、親が旅行で買ってきた鉄観音をいれてた（注：「いれてくれた」ではない）。おお、いい香りだ。パッケージの怪しさ（金ぴかの袋に目つきの胡乱な乾隆帝（？）のバストアップイラストが描かれている）に藤生的信用度はかなり低かったのだが、なかなか美味。
親が旅行中に藤生がおうちでちびちび飲んでいたお徳用パック烏龍茶とは全然違うねぃ……

藤生さんの夜更かしOK大きいテレビでゲームしまくり生活も今日でおしまい。
父母中国より帰る。
お土産がお茶と謎の菓子とチャイナなブラウス。
ママン、藤生お財布買ってきてって言ったんだけど。
「今香港ブランド物とか全然安くないから。革製品とかのお店もいかなかったし。宝石屋とかそんなのばっか」
そうでしたかママン……とりあえずそのわけわからん菓子を見てみましょう。
・山査子餅……餅と書いてはあるが薄い一口煎餅に近い。一見さくっとしてそうで、噛むと微妙にうにっとしている。しかしどうして中国の人はサンザシが好きなんだろう。
・泰式猪肉鬆……ほそーく裂いた乾燥豚肉。甘辛い。「優の良品」とあるので香港の空港にある珍味屋で買っただろうと聞いたらビンゴ。しかし何をおもってそのブランド名にしたんだ香港人。
・雪花椰子薄片……ココナッツクラッカー。日本のものとあまりかわらない。結構美味。
・月餅……まだ食べてない。箱に日本語の説明が書いてあるのだが、「る」が「ゐ」になっているあたりが中国。原材料の「にあhこの」（あんこ？）と「蓮の」（蓮の実？）も気になる。
お茶は鉄観音とプーアル茶と謎の健康茶。嗚呼またこういう謎めいたものを貴方たちは。
藤生の危うい解読によると「南方の熱いところに住む人はこのお茶を飲んで陰陽のバランスを整えます」みたいな。袋には菊の花とミツバチのプリント。原材料には「麦芽糖」の文字。そして「顆粒」って書いてあるんだが……インスタントなの？これ。
藤生のカンでは美味くないと思う……。

ところで藤生、独りきりで生活してた間、何食べて生きてたのかちょっと再確認。
14日夜：ゆで卵、生ハムサラダ、キャベツの味噌汁、ふりかけごはん
15日朝：たらこご飯、昨夜の味噌汁　/　夜：お好み焼き（たぬきうどんの予定だったが日記を見た友人から「それはやめれ」と電話が入った）、ワカメと油揚の味噌汁
16日朝：ごはん、ゆで卵、昨夜の味噌汁　/　夜：東京で飲む
17日朝：ごはん、生ハム、トマト　/　夜：日本橋で飲む
18日朝昼兼用：オムライス、オイルサーディン入りサラダ　/　夜：ごはん、キャベツ炒め、鶏肉のエスニック照り焼き、ワカメとたまねぎの味噌汁
19日朝昼兼用：ごはんがス○ムくんのカルビクッパ

人としてまともに作ってるの18日だけだな……仕事行く日は行く前に作るの大変だし帰ってきて作るの面倒だし。
それにしても自分ひとりだと食に手をかける気にはならないねぃ。

お留守番。
それはガンの検査を受けたら結果シロで浮かれた両親が海外旅行にいったから。
五泊六日だってさー。香港とかそのへんだってさー。安かったからさー。
今日はその一日目。藤生としては夕食は面倒くさいので正直外食ですませたいところだが、給料前だし親が「ちゃんと家でごはん食え。そして何か連絡が入ると困るからなるべく家にいろ」というので、金曜日以外はおうちでご飯。
夕食の献立を考えるのが面倒くさい。
しかも今日は緊急で獣医にかかる（ももっちの片目が開かなくなった）。
目はたいしたことなかったけど、おなかにかなり膿がたまっていると言われた。確かに最近、中に子ハムいますか？というくらいに張ってきている。体重も20gも増えていたし、かなりしんどくなっているのだと思う。
しかしそれでも腹に当てられた聴診器に攻撃をかますももっち。ああ流石師匠。
しかも齧りつかれて、先生が外そうと引っ張ったのに追いかけていって噛み付くあたりやはり貴方は貴方なのだと飼い主再認識。ちょっと嬉しかったよ。
しかし先生のかなり綺麗な聴診器のプラスチック（ゴム？）部分にくっきり歯形が3箇所くらい残っていたのが気になりますが。
目薬もらって半べそで帰宅したのが7時半。それから夕食の準備。
ご飯は旅行前に親がタイマーセットしてくれたらしく、ちゃんと炊けていたがおかずは流石に残しておいてくれてなく。
そんな藤生の晩御飯は、
・ふりかけごはん
・ゆでたまご
・生ハムサラダ
・インスタント味噌汁
……我ながら「朝食ですか？」と聞きたくなる内容の薄さだなぁ。
ちなみに明日の夕食は今晩ちゃんと決めたので準備万端。
「たぬきうどん」
何故って？
どういう理由かはしらねど冷蔵庫のどまんなかに天かすが一袋鎮座ましましてるからさ！！
ママン何故こんなものを旅行直前になって買ったの。何をどうしようと思ったの。
どうせ残していくならベーコンとかソーセージとか冷凍食品とかもっと役立つもの入れておこうよ。天かすってどうしろってよ。あと思いつく食べ物がたぬきそばとお好み焼きしかないよ。

ところで昨日日記かかなかったけど、サイトの方、photohttp://ese-cha.hoops.ne.jp/index2.htmlで変化朝顔観察日記開始（不定期更新）。無事育つといいけど育たないと企画倒れなんだよねぃ……

前に「大」を「夫」にごまかす工場に就職していた女工さん、今度は製本工場に再就職。
「ごめん、来週頭にあるセミナーに使う資料のコピーと製本お願いしたいんだけど」
「いいですよー。何頁を何部作ればいいんですか？」
「100頁くらいのと50頁くらいのをそれぞれ50部ずつ」
内心血を吐きつつも藤生は笑顔で
「りょーかいです。じゃあ原本ください」
とお返事したのだが、藤生の雇い主U代理は
「100頁の法はできてんだけど、もういっこ今鋭意製作中！」
ひょっとしてそれは私に喧嘩売ってるんですか代理。明日発送だすって本気ですかをい。時間かかるのよあれ結構。
前の日記で製本機の部品になった話を書いたがあの悲劇再び。
腕が痛いよー。最後のほう製本機にチョップ入れたり平手打ちしたりして製本してたから手のひらも痛いよー。掌底も痛いよー。
そいでね。
来週は同じ資料をちょっといじって使いまわして、それぞれ70部ずつ製本するんだって。
「ごめんねごめんね、出張のお土産弾むから！！」
でもU代理。貴方が前回の出張でお土産にしてくれた酢橘チョコレート激烈まずかったんですが。

そして私、最近人様に日記リンクいただいたことを今日まで気づいておりませんでした。ごめんなさいごめんなさい。

いつも読んでも読まなくてもいいようなもの書いてるけどいつもにまして読まなくていいと思われ。
顔文字もいれちゃうしね。2ちゃんのだしね。半角カナ入るしね。
というわけで不快に思われる方もいると思うから見に来られた人の判断にお任せするですよ。

---------------ここまで前置き。ここから愚痴というか罵倒---------------

毎日毎日昼休みのたびに愚痴と他人の悪口ばかり聞かされてうんざりなんじゃあ（ ゜Д゜）ゴルァ!
他に話題ないんか（ ゜Д゜）ゴルァ!
お前の友人の彼氏の悪口もお前の友人の悪口もお前の知人の悪口ももう同じネタを3回は聞いとるんじゃ（ ゜Д゜）ゴルァ！
ていうか「昨日今半つれてってもらっちゃった〜。それで聞いて〜うちの彼氏ったらむかつくの〜……」って高いメシ食わせてもらってんだから愚痴らんでおいてやれ（ ゜Д゜）ゴルァ！
つか毎日派遣社員に愚痴らねばやってられない程むかつく連中と付き合うくらいなら友人も野郎もとっとと切れ（ ゜Д゜）ゴルァ！
切る程ではないなら毎日文句言って寄越すな（ ゜Д゜）ゴルァ！
しかも自分がヒマだからってやたらにメッセンジャー送ってくるのやめれ（ ゜Д゜）ゴルァ！
ポップアップウィンドウにいちいち作業さえぎられてうざいんじゃ（ ゜Д゜）ゴルァ！
レス止めても追い討ちメッセ送ってくるのもやめれ（ ゜Д゜）ゴルァ！
お前以前の席の時の隣のババァが仕事しないで使用電話しまくりなくせに他人への文句は凄いとか文句言っていたが、お前も似たようなもんじゃ（ ゜Д゜）ゴルァ！電話がメッセに変わっただけじゃ（ ゜Д゜）ゴルァ！
しかもさらに止めてると席まで話に来るのもお前そこまでヒマなんか（ ゜Д゜）ゴルァ！
社員だろうがお前（ ゜Д゜）ゴルァ！
仕事寄越されてパソで詰まるたびに私呼ぶのもやめれ（ ゜Д゜）ゴルァ！
しかも簡単な問題じゃねーか（ ゜Д゜）ゴルァ！
学習能力に期待できないおっさんじゃないんだからこんくらいヘルプ見れ（ ゜Д゜）ゴルァ！


でも藤生さん平和な会社生活のためにそんなこと口に出して言えない。
チキンですから。
というわけで煮詰まっってゲル状になったらこんなところで吐き出してみるのね。
さあ明日からまた頑張ろう……

今ももっちに薬あげにいったら出血してた。
そろそろ覚悟決めないと駄目なのかな。
餌食べる気力はあるし薬も飲んだけど、餌食べなくなったら危篤ですって先生言ってたし。
巣材を見るとかなり血が出たっぽい。小動物だからちょっと血が出ただけでかなり大変なはずなのも心配。
いやでもこれで悪い血が全部出て明日から元気になるかもしれないし！！と自分を盛り上げてみたがイマイチ信用できず。いやでも万が一ってこともあるかもしれないしね……希望を捨てちゃ駄目だよね……
文章にしたら落ち着くかと思ったがよけいぐるぐるしてきたのでこのへんにしておく。

トップ画像を変えて、あとPHOTOコーナーを開設というか再設置。
イラストの方で割と容量食うのでデジカメ関係は前借りていた無料サーバを続行利用することに。
壁紙とか変えるは面倒だがそのままだとあまりに統一感がないので新しく窓を開く方式に。HOOPS!重いけど月に一度更新するかしないかのコーナーだからまあいいだろう……
3月にいった伊豆の写真をアップ。小石川植物園にお花見に行ったときの写真も載せようかと思ったが、猫だの兎だのばかり写していて（しかもあまり見られたものじゃない構図で）イマイチ使えず流すことに。
5月のトップ画像は掲示板で呟いたよーになんのひねりもない。本当はもう少し下まで書いてあったのだが色塗ったらデッサン大崩れなことがわかって思い切りよくトリミングしたので。
しかも慣れないベリーショートヘアの色塗りにかなり苦戦。私つんつん頭とかヒーロー髪型とかわけわかんなくて駄目なんだよねぃ……しかも茶色が微妙に分解されてるなー。誰だよこんな髪型描いたのって私だよというセルフ突っ込みをいれつつ泣きながら塗ったがうーんなんか動物の毛皮のよーだ。修行が足りん。
ちなみに今回のテキストは寺山修司から。夏の短歌なよーな気もするが気のせいきっと。
先日TRPGやった時のPCを描きたかったのだけれど、今回は時間が足りなくて断念したので次は描くぞー。ファンタジー系って久々。あでもこないだエルフ描いたか。

今日はももっちを獣医に連れて行く日。
なのに今日は雨。
しかも駅から家に帰る頃は霧雨程度だったのに、ケースにももっちを詰めてドアを開けたら雨脚が強くなってる。
いつもは絶叫ママチャリの前カゴにケースを入れて線路向こうの獣医まで行くのだが、この雨ではさすがに徒歩。正直かなり面倒くさいが、薬が昨夜で終わってしまったので今日はどうしても獣医にいかねばならない。
しょーがないなーと思いつつ、傘を手に駅に向かう。
自転車で行くならば暗くて淋しい住宅地の裏通りをつっきるのだが、ここは徒歩でゆくにはちと心もとない道なのである。駅を経由すると距離的には遠回りになるが明るいし人通りも多い。
いちおー性別女性な藤生としては雨の日で暗いこともあって駅経由コースを選んだのだが。だがだが。
ビル（といってもせいぜい8階建て程度だが）風が。
傘を煽る煽る。左手はももっちケースを抱えているので右手一本で支えねばならないのだが、飛びそうになるわおちょこになりかけるわさしてる私は濡れまくるわ。
駅まであと20m付近まできたところで、藤生、ついに挫折。
例え薄暗かろうと道歩く人が少なかろうと裏通りを通った方が建物が低い分風も弱いはず……とコース変更を決定。
一度Uターンして家に帰り、今日は薬を貰うだけにしてももっちをケージに戻し、一人になって再び雨の街へ。
カラズラスアタックを諦めてモリア坑道を行くことになった旅の仲間（ばーい「指輪物語」）の皆さんの気持ちがなんとなくわかったような気が。
藤生の「いとしいしと」はおうちに置いてきたけどね……
結局ロリアンならぬ獣医にたどり着くまでにはオークならぬ対向車に水をひっかけられ住宅地風（それなりに吹いてた）に煽られ裏通りも安全ではなかった。
そしてゴールドと引き換えにアイテム「ハム薬」をゲット。
ゲームならこれを飲ませたら一発でキャラクターは回復するんだけどねー。現実は厳しいっす。

母親に頼まれ線路の向こうのスーパーまで買い物にゆく。
駅前のスーパーなら徒歩でもいいが、少し距離があるし米も買わねばならないのでママチャリにてれっつごう。
……ブレーキが悲鳴をあげるよままん。
右ブレーキも左ブレーキも低速で走ってるところをちょっと握るっただけで、きぃいいいいいいいという断末魔の雄叫びのごとき音を。
そんなわけでこのゴールデンウィーク中に手ごろな自転車を見繕って買おうと計画中。
ギア付き18段くらいで、ちょっとかっちょいくて、で、スカートでも乗れるやつ。しかしスポーツサイクルになるとフレームが三角形になっててどーも乗りにくくなってしまうのが。かといってママチャリだとせいぜい3段変速だし。
自転車屋さん巡らないとなー。


で。先日RんのさんからQで聞いたんすが。たずね猫http://www.ne.jp/asahi/sw/hana/nekosagasi.4.19.html。うちトップより日記の方がまだ人が見に来るからなー。
見つかるとよいけどどうなんだろうねぃ。

藤生さん、まずい酒につきあって疲れて帰宅してメールチェックをしたら、見知らぬ人から転送メールが。
添付ファイルもついていないようだしぽちっと開いてみたところ、企業の新卒採用
説明会のお知らせ。
大学のメールアドレスで申し込み、企業からきた受付メールを自宅に転送しようとして、どこをどう間違えたのか藤生のアドレスに誤爆したらしい。
おいおいS大のおにーちゃん、自分のメールアドレスくらいちゃんと覚えておこうぜ。
エントリーナンバーとかも載ってるしさー。悪い人が悪戯しないとも限らないんだからさー世の中。
明日になれば自分でも気が付くだろうし放置しようかなとも思ったが、一応「間違ってるよん」と返信。
もう間違えるなよー。こんなところで書いても見ないだろうけど。
そして一応就職活動頑張れ。
でも自分のメールアドレス間違えてるようじゃ先行き不安だけどね……

今朝、ねむいよーねむいよーと思いながら出社したところ、K君（隣）及びK君（新婚）に二人して「非常に申し訳ないのですがちょっとお願いが！」と頭を下げられる。
ぼーっとしていたので、「はいはい、今日は交通費の処理さえ終わればなんでもやるよー」と朦朧と返答。
今朝正気が残っていればそんなうっかり返事しなかったのに……
珈琲を飲んでパソコンを起動して、交通費を処理してさて頼まれたお仕事の内容を聞くと。
先日、うちの部が季刊で出している冊子の春号が届いたのだが。其の中に誤字発見。
とあるお偉いさんの名前が正しくは「○○×夫」とあるべきところが「○○×大」になってるとゆーのである。
「誤植？印刷所ミスったの？」
「いえ、原稿が」
「………………」
文責はK君（新婚）校正はK君（隣）。
そうか君たちのミスか。
「で、私は何をすれば。お詫びと訂正の文章でも挟み込むの？」
「いや、人名なんでそれはまずいかなーと思うので、ボールペンでちょちょいと」
大の字に一本線を書き加えてねと。幸い訂正個所はその一箇所、大体の人は読み飛ばしてくれるだろうと。
「わかりましたー。もう送っちゃった分は放置でいいんだよね？あと何部残ってるの？」
すでに2/3は発送済みだしたいしたことはあるまい……と思っていたのだが、K君（隣）が
「このあともう少ししたら残り1750部届きますから」
「………………せんななひゃくごじゅう？」
「すみませんすみません！！」
今残ってる分とあわせてざっと2000冊。
50冊セットになっているその梱包を解いて。38ページを開いて大を夫に細工して。
隔離された作業スペースで一人ちまちまと作業を続ける藤生の傍にT次長が冷やかしにきて、
「巧く直すねー。職人芸だね！」
ええ、伊達にイラスト描きやってませんから。小手先の細工は得意ですから。
「でもこの作業っていじめだよね。女工哀史って感じ？」
私はあゝ野麦峠ですか次長……そういえば大学1年の史学科の研修旅行で藤生の班のテーマは岡谷製糸工場だったなぁ……つまんねーテーマだったよなぁ。ねぃ、Kのせのおねいちゃん。
そんな女工藤生は今日まだ1000部も終わってないので明日も線引き職人。
やってると無の境地を体験できます。

なんですかとK君（新婚）が唐突に聞いてきた。
FTPがどーしたのと問い返してみると、うちの会社は最近実験的に社内専用サイトなんてものを設け、うちの部もそこにコーナーを設けて営業用の資料なんかをPDFにして置いていたりするのだが、これまでサイト管理をやっている部署にアップしてほしいファイルをメールで送ってサイトに上げてもらうという手続きをとっていたものが、そっちの部署もいいかげん面倒になったか
「これから自分でFTPするようにしてください。やりかた教えますから」
と冷たく言われたらしいのである。

FTP……確かファイルうんちゃらかんちゃらプロトコルとかいった気が。HTTPがハイパーテキストうんちゃらかんちゃらプロトコルで。だからうんちゃらかんちゃらの部分が何よ自分。
「………………初夢に見て縁起が良い物を一富士二鷹三プリンといってその頭文字を並べてFTPと……」
「プリンはないでしょう、プリンは。藤生（仮名）さんパソコン詳しいですよね？！」
「詳しくないです」
「いやうちの部では詳しいということになってますから」
だからそこからどーしよーもない誤解なんだが。
というかサイト作成関係はある程度わかるがわかるってことはあまりオープンにしたくないんじゃー。ホームページとか持ってるんですか？とか突っ込まれたくないんじゃ。こーゆー日記書いている身としては。
「細かいことは忘れたけど、凄く大雑把かつわかりやすくいうと自分のパソコンで作ったホームページをサーバにアップしてみんなが見られるようにするとゆーイメージ。本当は違うけど」
「……本当は違うんですか？」
「違うはずだけど私には説明できまへん。とにかく向こうが面倒だからうちの部のパソコンから直でアップロードしろっつーてることでしょ？FTPソフトあれば簡単だから問題ないよ。やり方説明してもらえば大丈夫だって」
そうやって藤生は逃げた。はずだった。
その後やってきたウェブ管理の人たちがやってきてK君（新婚）のパソコンにFFFTPをインストール、設定もしてくれて使い方も教わってこれで安心、の筈だったのだが。
暫くクライアントに繋いで遊んでいたK君（新婚）から「せんせー」と声がかかる。
「せんせー、HTMLってわかりますかー？」
多少はわかるがわかるとあまり答えたくない藤生。
「…………す、少し？」
「更新情報とかって、自分でHTML書き換えて更新してくださいって言われたんですけど、やりかたも教わったんですけど、この謎のアルファベットはなんですかー？！」
K君のパソコンを覗き込むと、メモ帳いっぱいに開かれたソースが。謎のアルファベットとはタグをさしているらしい。
そら普通に暮らしていればそんなんわからんわなぁ。管理部署よ、せめてホームページ作成ソフトもインストールしてやってくれ。
「わかったよ、私が昔とった杵柄でそこのHTMLの更新は担当するよ……」
「え、昔なんかやってたんですか？！」
「前の会社の営業サポートやってたとき、会社のホームページ運営にもかかわったから」
嘘ではない。
でもこのとき業者が全部やったけどな。

「すみません今日病院に行くので定時ちょっきりであがります。残業できません」
「あれ？どこか具合悪いの？」
「ペットが……」
まあ残業になるような仕事もなかったのでよかったのだが。最後の30分、ぎりぎりに頼まれたコピーがきつくて隣の部のコピー機も使ってかなり無理矢理終わらせたが。
というわけで前にもらった薬がちょうどなくなったので動物病院へ。
ハムスターの具合は相変わらず。
悪くもないがよくもない。こういう中途半端も辛いやね……。
しかし移動用ケースの中ではなれない環境にうろうろしまくりなのでそこそこ元気に見える。しかも頬袋にはペレットがぽっこり（餌が入っている方が落ち着くかと思って藤生が入れた）。
獣医「お弁当ほっぺたにしっかり入れてますねー。今の所体力はあるみたいですね」
藤生「……ないわけじゃーないんですが、元気なときはこんなものでは」
こんな100円ショップで買ってきたプラケースなんて、チャージ満タンの師匠にかかればあっとゆうまに脱走されているさ……ロック部分がものすげー甘いから、齧るか鼻面で押し捲るかしてきっと開けて脱走するだろう。
ああなのに師匠、こんなチャチいケースからも抜け出られないほど年老いてしまったのですね貴方は。
うう、なんか泣けてくるがやれるところまで頑張ろう自分。

帰宅途中浅草に寄り道。
“確かやげん掘はオレンジ通りと新仲見世の近くにあった”という曖昧な記憶で探索の旅に出たのが失敗し、藤生しっかり遭難。
オレンジ通りにあるのか新仲見世にあるのか、そのくらい把握しておけ自分……（結局新仲見世にあった）。しかも間口の小さい店で一度前を素通りしてたことが判明。
しかしどうして浅草公会堂の前は歯医者のような消毒液のにおいがするんだろう……。
しかも「小辛」っていったのにおばちゃん「中辛」で作ってくれるし。粉山椒はちゃんと減らしてくれてたからいいんだが。
なんとなくグレて梅園でみつまめ食べて帰ろうと思ったら梅園今日は定休日。しょーがないので和菓子屋部分は開店してたのであんみつを購入し、向かいのジェラート屋で一休み。
平日の夕方という半端な時間のせいか、他の客がスーツの初老のおじさん一人だけでねぃ……さすが浅草。他の街ではそーはいくまい。でもこのお店のジェラートは本当に美味しくて休みの日になると蟻のよーに参拝客だの観光客だのがたかっているということを書き添えておこう。

そしてあんみつを食べながらちまちまとサイト更新。やっとギャラリーをアップ。オリジナルしかあげてないという半端な状態だけど。次は版権ちゅーか小説の方を作らないとなー。
今回ダーク系は外してあるけど、そのうちまとめて「だーく」というカテゴリにしてあげる予定。……私の持ち味らしいからな。本人はそんなつもりないんだけどなぁ。

藤生今ゲームボーイでポケモンの金をやってるのですが（とても今ごろですが）。
それにロケット団という悪役集団が出てきてですね。
これがいっぺん解散したのが再結成したとかで、下っ端さんとかばっかりでボスの人はどこぞで修行中らしいのですね。
で、その下っ端さんの一人がこんなことを言いました。
「おれたちはわるいことをやってるんじゃない！好きなことをやってるだけだ！！」
そんなロケット団の首領さんの名前はSカキさんということが今日判明。
それだけ。

うちの部はお客様用資料でページ数の多いものはコ○ヨの製本機で製本してカッコをつけている。最大100ページまで綴じれるのが便利。
方法としては製本機についてるパンチで紙に穴をあけ、塩ビの表紙をつけてプラスチックの串で閉じるというものなのだが、この紙に穴をあける作業が問題。
一度に10枚しかあけられないのねこれが。
100枚だと10回あけるのね。
今回は57枚を40部だったのね。
57*40/10=228回ぱきょぱきょ穴あけ。
しかも製本機にガタがきてるのかデフォルトでダメダメだったのか、パンチのレバーを動かすたびに「きぃいいいい」といういけない音が。
穴をあけるときにはこれまた「ばきょっっ」という音が。
隣の部との境にある無人デスクで作業していたせいで、隣の部（とても静か）の視線が痛い……
「手伝いましょうか？」といってくれる人がいても
1.製本機が一台しかない
2.製本機がないと作業にならない
3.故に手伝いがきても製本機がないので手伝ってもらえることがない
肩がこったよー。えーん。

と言いつつロクに活用できてないのはわかってるが。
背景とメインを合成させるのが楽。
絵描きだとフローターに消しゴムかけないといけないのが、範囲選択して消去すればいいんだもんねぃ。
しかし未だに文字レイヤーがわけわかりませんが。他にも色々わけわかりませんが。
しかし色塗りは基本的には絵描きの方が好き。というか慣れちゃってるから楽。
などということをとある方に差し上げる絵を塗りつつ思う。
しかし髪型は間違ってるわ目の色はわかんなくて聞くわ使えない人間が押し付けしてごめんよう某氏……

4月までお昼休み一緒にランチを取っていた新人ちゃん（元）が異動してしまったため、藤生はお昼一人になった。
正直一人でランチは前の職場で慣れてるし、他人に気を使わなくてすむ分楽でいい。面倒くさがりの藤生としてはお昼にも本が読めるし却って「らっきー」くらいの気持ちでいた。
だが世の中そううまくはいかないものである。
今回うちの課で異動した女性が新人ちゃん（元）のほかにもう一人派遣さんが動き、その派遣さんと仲が良かったSさん（隣の島）がこれまた一人ランチになった。
「藤生（仮名）さん、ランチどうします？予定なかったらご一緒しませんか？」
そういうIMが彼女からぴこーんと届く今日この頃。
例の北神伝綺のことを聞いてきた女性である。向こうの方が年上だし正社員なので気を使わないわけにはいかないが、まあ映画とかゲームとか漫画とか話題がそこそこ合うからまだいいのだが。
ただねー。怒涛のように繰り出される上司の愚痴がねー。
彼女の島にはお局様というやつがいる。藤生は課こそ同じだが仕事が全然かぶらないのでこのお局様とはほとんどかかわりがない。
だが見てるだけでもこのお局様がきょーれつなキャラクターであることはわかる。仕事しねーでこれまた働かない部長とおしゃべりしてばかりだし。お局様というよりはどっちかとゆーとただのおばさ……げふんげふん。
Sさんはそのお局おば様の部下になる。さぞかし苦労も多いだろうと察せられる。
だけどね、だからってそんなに私に愚痴られても。相槌うつしかできないよ。人となりほとんどしらん人のことだもん。確認もしてない悪口あんまり言いたくないし。
他人に吐き出せば少しはストレス軽減になるだろうしそりゃーいいことだとは思うんだが、しょーじき私は貴女がたの女の戦いには巻き込まれたくないのだ。話聞いてると、お互い嫌いあってるからどーしよーもないんじゃないかと思うのだがね。
そんなわけで今日も「ご一緒しましょう」というメッセージを受け取ってしまった藤生。今日も愚痴かー彼女が嵌ってる指輪物語にうまく話題を持っていけないかなーとか思いつつ、外にいくためエレベーターホールに二人でゆくと、移動してしまった派遣さんを発見。
派遣さんは移動先部署の派遣さんと一緒だった。ランチいくのー？どこいくのー？などと会話をするうちに、向こうは外食にいくのは決まっているが行き先を決めていないことが判明。
藤生は考えた。
全部で4人いたら藤生ってば愚痴の被害すくなくてすむんじゃなかろーかてゆーか別の方向に話題いくだろ4人いれば移動先の部署の仕事の話とかうんそれがいいや。
「じゃあ、私たちだしまき玉子食べにいくんだけど一緒にいきません？」
おばんざいとだしまき玉子の定食が美味しい京料理屋さんが日本橋にあるのである。
それでうまいこと4人でその店行くことになったんだけどね。
結局藤生以外の3人が「私の上のお局様」というテーマで激しく意見を交換してくれてね……あああ藤生さん策に溺れまくり。見通しが甘いんじゃー。自分のばかー。
藤生、今の部署でずっとヌルく育ってきたから一人「はあ、そうなんですかー」とマヌケな答えをくりかえすばかり。おかしい、こんなはずでは。みんなご飯は美味しく食べようよ、って愚痴って爽快になって美味しいのかもしれない。
つか仕事内容の違う職場で働いている人間が集って共通の話題っつったら上司の悪口になるんかねぃ。……いや、女性なんだからもーちょっと色々あるだろうなんかこーさー。仕事に疲れたサラリーマンじゃないんだからさー。

ハムスターのレントゲン撮っている間に思った私。
昨夜餌をやろうとケージから出して見たら、尻に血がついている。
ももっちはメス。これはひょっとすると子宮関係の病気。
そういえば最近寝てばかりだし餌の量も減っているような気もする。
というわけで、今日、帰宅してすぐ獣医へ。
ケージから持ち運び用のミニ水槽に移したところ、慣れない環境に即ちももっち大騒ぎ。
ごめんよごめんよこれもストレスになるんだよな君……となるべく揺らさないようにしつつ、タウンページで調べたハムスターOKの動物病院へ。
しかし慣れない水槽でパニックのはずのももっちは待合室で待たされている間にお眠りになっていた……
レントゲンから出てきたときも頬袋から出した餌食べていたし……

だが、そんなももっちでも検査の結果はクロ。
少量だが膿が出ていて、顕微鏡で見てみたところ、白血球の屍骸と黴菌が認められたので子宮蓄膿症か子宮内膜炎だろうとのこと。
治療といえば子宮摘出手術ということになるのだが、
「2歳以上のコだと麻酔で死ぬ確率が高くなりますが……」
先生曰く、ゴールデンハムスターの平均寿命は1.5歳なのだそうだ。つまり2歳と2ヶ月のももっちは既に婆ぁ。
何故女盛りの時に病気にならなかったのだ……
手術が危険な場合は抗生物質投与ということになるのだが、こちらはこちらで確実に治るとは言い切れないとのこと。
なんかうちのケージクラッシャーももっちなら手術しても大丈夫なんじゃないだろーかという気もするのだが、最近動きにキレがないし回し車もあまり回さなくなったし、基本的に足腰の踏ん張りがきかなくなってる。ひっくり返ってなかなか起き上がれなくなっているのを見て、ああこいつも歳とったんだなーと思ったし。見てないで助けろという意見もあるが腹触ると怒るし。
そう考えると、手術するのが怖い。
投薬では死を先延ばしにするだけなのかもしれないけど、もし手術に耐える体力がなかったら、と思うとあの小さい腹を掻っ捌くのは怖いし痛々しい。これが若いときなら「よし、かぱっと開けてもらえ！」とか思えるのだろうが、チキンな藤生には今のももっちにギャンブルをやらせる勇気はない。
予防方法としては若いときに子宮を摘出するのが一番だって。そりゃそーだな。
もしかしたら万が一違うもう少し楽な病気かもしれない、とレントゲンを撮ってもらったけど、そっちの楽な病気という証拠は出てこなかった。
とりあえず投薬治療の方針でいくつもり。
でもそのうちかもう少し先か、彼女が死んだ時きっと「やっぱり手術しておけばよかった」って後悔するんだろうなあ。
今から落ち込んでも仕方がないのだが暫くへこみそう。情けねー。

新学期が始まった上月曜日なせいで激しく混んだ通勤電車に乗って今日も今日とて出勤。
ぼーっとした頭でパソコンを立ち上げ、支店から来るメールをチェックしていると、IPメッセンジャーがぴこーんと届いた。
隣の島のSさんからである。彼女はカタギだがPS2の三国無双2にはまっている。漫画喫茶もよく利用しているようである。でもまだアライメントとしてはカタギだ。
またゲームの話かな、それともまた愚痴かな……と思いながら開くと、
「（前略・上司の愚痴が書いてある）ところで、『北神伝綺』って漫画知ってます？」
げふ。
朝から珈琲吹くかと思った。何故『柳沢教授』も知らなかった人から『北神』とかコアなコミックス名聞かねばならないのだ。
しかもその後に続く文章が
「藤生（仮名）さんなら知っていると思って」
珈琲じゃなくて血吐いていいですか。
いや知ってるけどね、知ってるんだけどね。
どこまでこの人は藤生の属性を見抜いているのかが不安で仕方ない……
北神、面白かったらしい。よかったね。
ていうかそこで「同じ原作と絵の組み合わせで『木島日記』というのも出てますよ」とか教えるから私の属性がどんどん正しく見抜かれていってしまうのだな。ふー。