旅メモ:6/26

2002年6月26日
7:00起床。
例のバイキング朝食。スープに厚切りの牛蒡が。しかも味がない。正直マズー。
コンビニで適当にお菓子を買い込み、空港に向かう道すがら添乗員によって免税店に強制連行。店員がひたすら後をついてくるのがうざい。いやーん。
小型バスで空港へ。高速での運転手の割り込みテク物凄し。何故にそれが使命であるかのごとく車線変更を繰り返すのか。
空港を冷やかし、行きと同じくキャセイにのって帰る。やっぱり機内食が……まあ機内食だからしょーがないのだが……
帰りの飛行機はそれほど揺れずに日本に無事到着。
お疲れさまでした自分たち。


おまけ:日本アーティストの漢字表記

◆化學超男子 … ケミストリー(最初にこれを見つけた)
◆孩子先生 … ミスターチルドレン
◆柚子 … ゆず
◆緑 … ブリグリ(ブリリアントはどこに)
◆近畿小子 … キンキキッズ
◆愛的魔幻 … ラブサイケデリコ
◆早安少女組。 … モー娘。(「。」がポイント)
◆淳君家族 … つんくファミリー(藤生本気でわかんなかった)
◆聖堂教父 … ゴスペラーズ(切支丹のよーだ)
◆色情塗鴉 … ポルノグラフティ(塗鴉とは一体)
◆電波少年 … サムシングエルス(オチがついたが本当なのよネタじゃないのよ)


あと空港の本屋で見つけたロードオブザリング。あちらでは「魔戒」という題になる模様。
旅の仲間 … 「魔戒現身」
二つの塔 … 「双城奇謀」
王の帰還 … すまん忘れた。「所向無敵」なのかな……
エルフとかレンジャーとかなんて書いてあるか読んでみればよかったんだけどねぇ。でもねぇ、漢字の海の中からその当て字を拾い上げる自信が藤生にはなかったんだよねぇ。

旅メモ:6/25

2002年6月25日
7:00起床。ストレッチャーに載せられどこかに突っ込む夢を見る。バイキング朝食。ロールパンの中にショートニングの塊が。あああ。

また台北牛乳大王に行き、パパイア牛乳を飲む。妙に量が多い。かなり満腹。最後気合で飲んだ。
西門駅を越え、さらにてくてく歩いて台北の書店街へ。やっと見つけた日本漫画をお土産用にせっせと買う。K書房という某ヲタク店を思わせる名前の本屋があったがビルの上なのでなんとなく近寄れず。
台北駅前の電脳デパートNOVAへ。外国語教室にあらず。間違えてビルの最上階まで上り、階段でてこてこ降りる。藤生がいけないんです、ええ。
NOVAは小さな店の集合体で、ブースの詰まった見本市のよう?

MRTで忠孝新生駅へ。徒歩で南下、永康街へ。35度の気温にやられ、中途かなり死にかける。冷房と外気温のギャップがとにかくいけない。新陳代謝は大丈夫なのか他人事ながら正直疑問だ。
永康公園隣、回留という茶芸館(喫茶店のよーなもの)にてお茶。近勢のおねいちゃんはフルーツヨーグルト、藤生はブラマンジェ烏龍茶ソース。
ブラマンジェはどっちかというとミルクプリンな固さ。烏龍ソースと意外に合う。あっちのお茶の入れ方で梨山茶を飲む。昨日飲んだ高山茶よりやや苦。でも香りは甘い。
一時間半程度ここに沈没。
小籠包を食べに行ったらランチタイム終了時間でアウト。残念。
てきとうに歩いていると屋台の集まる通りに愛玉子屋発見。洗面器のような入れ物で売ってるが正直その量は如何なものか。丼よりすげー。
忠孝新生駅まで帰ろうとするが中途力尽き、道々気になっていた「泡沫紅茶」の謎を解きにそのへんの泡沫紅茶屋へ。
近勢のおねいちゃん:薄荷緑茶、藤生:泡沫紅茶&烏龍麺注文。
薄荷緑茶は真緑。絵の具で言うならビリジアン。ミントシロップ味で茶の部分は一体どこへ。
泡沫紅茶は泡だった紅茶。言うなれば午●の紅茶をペットボトルに半分ほど注ぎ上下に20回程振っておもむろにグラスに注いだようなお飲み物。
烏龍麺。それはうどん。まごう事なきうどん。スープも鰹節のお出汁の味が。底をすくえば鰹節の破片がわさわさと。しかし具は肉団子と魚肉ちくわぶ(?)。一味唐辛子がかなりきいていたが割と美味。駅の立食い蕎麦より美味しいかも。

やっとこ忠孝新生駅に着く。MRTにて台北駅へ。超級市場を求めて地元百貨店に入るがフードセンターしかなく、隣の三越へ。ちゃんと三越ライオンがいるのね。藤生ここで乾物類購入。
MRTにまた乗って中山駅へ。会社の人間に頼まれていたパインケーキを買いに李製餅家というパインケーキ屋へ。カレー饅頭なんぞもあるが買う勇気なし。
さらに歩いて足つぼマッサージの慈和堂へ。近勢のおねいちゃんは漢方漬け置き足つぼマッサージ。藤生は手足のつぼマッサージ。
洒落にならなく痛い。
肩が凝っていると言われ新陳代謝が弱いと言われ、足の裏を押されれば腎臓が悪いとフェイントをかまされ、胃腸に婦人系に目に肩に坐骨神経と。
十二指腸のつぼを押されたときなど声すら出ない痛さ。死ぬかと思った。
ちなみに薬湯に漬けておいたせいか、近勢のおねいちゃんはさほど痛くなかったとか。それでも痛いところは痛かったと言っていたが。

また歩いて中山駅へ。MRTで民権西路駅へ。てくてく歩いて台湾料理屋「欣葉」へ。正直、台湾にきて始めてのマトモな食事。しかし烏龍茶のコールドを頼んだら缶で出てきた。いっそすがすがしい。
青菜炒め・牛肉とブロッコリの炒め・シラスと青菜のあんかけ(スープ)・豚肉チャーハンを食す。美味。ブロッコリが日本のとちと違ったが。茎と葉を食べるの。
最後に急須に入ったお茶とピーナツ粉のかかったお餅をいただいて終わり。

満腹したところで民権西路駅へ戻り、MRTで台北駅経由龍山寺駅へ。駅の近くにあるという小鳥屋を探すも見つからず。どいうことだHANA●O。
龍山寺というお寺を見にいく。ご本尊は観音様らしい。とにかくすごい人。境内に何故か滝がある。そういえば西門の天后廟にもあったな。滝。
おっちゃんおばちゃんが水色のプラ椅子に座ってだべっていたがあれはMy椅子なのか寺のなのか気になる。寺にはスピーカーで増幅された御経(?)が鳴り響き、皆とても熱心にお祈りしている。
しかし本堂は改装中らしく、巨大な写真の幕がかかっていた(多分原寸大)。けっこういいと思う。
近くの「龍都氷菓専業家」で梅ゼリーののった酸梅凍氷というかき氷を食す。巨大。思ったより甘くて食べやすい。個人的には「無敵八宝氷」と「無敵四果氷」が気になったが。どう無敵。
八宝は人気らしくかなりの人間が注文していたが、なんかピーナツの甘煮やら小豆やら緑豆やら芋やら乗っていたよーだが。
ホテルに戻ってドラゴンフルーツを食べる。あんまり味がないが種のプチプチ感が楽しい。もっと熟れてたら甘いのかな??

旅メモ:6/24

2002年6月24日
7:00起床。
隣室でモーニングコール鳴りっぱなし。厭な夢を見る。残業がー。あーうー。
バイキング式朝食。豆乳が甘い。ジャムがペクチンばっちり。ジュースが果汁率激低。
部屋に戻りライチを食べて出発。このとき近勢のおねいちゃん無心となってライチをむさぼる。

徒歩でコンビニを覗きつつ西門駅へ。
MRT(モノレール)で台北駅経由士林駅へ。地下鉄コンコースがまごう事なき営団地下鉄風味。しかし時刻表ってないのか?電光掲示がカウントダウン方式だが(青信号も時刻表示もそう)。

士林駅よりタクシーで故宮博物院へ。月曜日なのだが休日なんだか振替休日なんだか、サッカーチームのような格好の餓鬼もといお子様がわらわら。
中華の歴史と世界の歴史の関わり説明コーナー。三皇五帝(※神話上の帝王)を正史に組み込むのは如何なものか。司馬遷ですら五帝本紀から史記を始めたというに。
チベット仏教グッズ。されこうべの手鼓にあんよの骨の笛が。
白菜と肉(玉製)もちゃんと見る。しかし何故白菜かな。この手の細工を見るとしみじみ思うが昔の人ってヒマとゆーか執念深いとゆーか。
青磁・白磁はやっぱりきれい。パステルカラーの茶碗なども可愛い。しかし素っ頓狂な黄緑(別名カエルカラー)の壷などはいただけないと思うが如何に。

タクに連れられて圓山のお茶屋へ。運転手が駅から茶屋へのタク代をまけてくれたがお茶屋からマージン貰ってるんだろうなあ。茶は次から次へと注がれるので正直満腹に。何かに似てると思ったらわんこそばだなあれは。しかし値段と味が直結するよなうーん。
圓山駅へ向かう道で迷う。途中見かけたスタジアムがお洒落。セネガルチームが来ているらしい。しかしタクの運転手は「歩いて6分」と言ったが迷った分を差っぴいても絶対6分の距離じゃねぇ。

圓山駅よりMRTで忠孝敦化駅へ。ファミレス系飲茶屋で昼食。エビニラ餃子がエビ殻入りで近勢のおねいちゃん敗北。
徒歩で微風広場なるショッピングセンターへ。東急ハンズが台北版になって台劉ハンズに。中味は日本そのまま。紀伊国屋も日本書籍直輸入物ばかり。
地下スーパーでドリンク購入、西瓜汁(ジュース)はまんま西瓜だった。併設のフードセンターで牛肉麺を食べる。雰囲気はまんまダイエーとかのフードコーナー。牛肉麺は甘い八角の香りの割に喉に来る辛さ。泣けた。

西門に戻ってまちをぶらぶら。中国語訳された日本漫画が欲しいのだが、本屋かと思ってみると漫画喫茶。いらん文化が輸入されてる模様。
台北牛乳大王なる店でマンゴー牛乳を飲む。美味。ホテルに戻って一休み。その後コンビニへ。
台湾コンビニに必ずある「茶葉蛋」にチャレンジ。店に入るといつもこの匂いがみょーに漂ってるのだが……わりとだいじょーぶ。普通に食べられる味。
ここで牛乳だと思って買ったものが、開封してみたら飲むヨーグルト。ビフィズス菌カプセル入り。騙された気分に。
あと。台湾ドラ焼は正直甘い。

また

2002年6月23日
たびにでます。
さがさないでください。
でも朝顔がやっとこ蔓を伸ばしたので出物でるかな更新。こんなことやっている場合なのか自分。まあいいや。
旅先でデジカメ紀行に使えるような写真が撮れるとよいのだけれど。どうだろうねぃ。


とか書いてたら警察から電話が。
とりあえず外出中の父に連絡とって警察に電話してねと言ったが。
あああああ厭な予感がするよう。
あのボケ親類また何かやらかしてんじゃないだろうな……


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旅メモ:6/23
13:00家を出る。お昼ご飯を食べていたら警察よりtel有。藤生大焦り。祖母の見舞いに外出していた両親(の向かった病院)にtelを入れ「私、旅行に行っていいの?」
「いいよ、行ったもん勝ちだから」
というわけで行っちゃいました。
14:00近勢のおねいちゃんと合流。
16:15離陸。日本上空は曇っていたせいか揺れまくり。ずっと揺れていたような気もする。
機内食はチキン(酢鶏)とシーフード(中華風?天丼)のチョイス/米と見紛う小粒マカロニのサラダ/パン/ココナツ小豆プリン…味に関しては何も言うまい。
時差-1時間、現地時間18:40頃中正国際空港に到着。フリーツアーで申し込んだのだが、今回の客は我ら二人のみの模様。小型バスでホテルへ。
隣にコンビニ、近くに果物屋。駅は少し遠そうだがまあよし。
しかし部屋が異様にナンプラーくさいのだがどうにかならんか。
今日買った果物:ライチ、キウイ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン
飲み物をコンビにで仕入れる。水、Qoo、牛乳他。
明日は故宮博物院。

二種類の梅ジュース

2002年6月22日
一つは青梅を砂糖につけて作った梅ジュース。
一つは熟した梅を砂糖につけて作った梅ジュース。
うちは毎年青梅で作っていて、今年もいつもどおりに広口ビンに砂糖と梅をつっこんで作った。
藤生は毎年子供の頃からこれを水で割ったものを飲んでいて、夏の好物の一つなのだが、今年、ママンが黄色く熟した梅をどこからか頂いてきて、最初梅酒にするとか梅干にするとか言っていたくせに面倒くさくなったらしく、気が付いたら梅ジュースにしていた。
それが今日できあがって、一口飲んだら今までのと全然違う。
ひじょーにフルーティーで香りがよい。青梅だと酢のようなきつい酸味があるのだが、それがとてもマイルドになっている。ちょっと桃ジュースに近い味。
ママンなんで今まで青梅で作ってたのよこっちのがいいじゃんよ。
とりあえず青梅で作ったほうの残りはそ知らぬ顔で兄にあげてしまえばいいと思われ。
ところで梅ジュースの液はそのまま放置しておくと発酵するのでうちでは一度加熱する。
そこでもこもこと大量でた泡を無理矢理水で溶いて子供に飲ませるのはやめてくださいママン。
これっていわば梅ジュースのあくだと思うんですがママン……
夏向きにサイトのデザインをいじってみた。夏だし青系に。そして金魚。
ああスタイルシートって便利だなぁ。
出物でるかなもちょっと動きがあったので更新。


来週休んで旅行にゆくため今日は残業。
インターネットでブラジル×イングランド戦の結果負うより仕事しろと自分にいいきかせつつ社内サイトのタグをぽちぽち。
しかし休む準備はちゃんとして帰ってきたつもりだが、何か忘れているような気がしてならない。うーん。
首を傾げつつ退社して地下鉄駅にもぐったら、Rんのさんよりメールが。都営浅草の日本橋駅電波が届くようになったらしくちょっと嬉しい。
『新耳袋』の新刊が出たとのこと。わざわざ教えてくださってありがとうございます。
ええ、例え家に嗤う女が出ようと藤生は怪談噺好きですとも。ここであえて一晩で読むのが漢というものでしょう。
しかし買ったはいいけど読み終わっていない本もまたたまってきたが。
近所の本屋で澁澤龍彦フェアなんていうイロモノな企画をやっていてねぃ……河出書房がムック出してやってるらしいが、よもや地元本屋でそんなキワなフェアをやるとは思わなかったよ。河出文庫がずらっと平台に積んである様というのも珍しいよなぁ……Hろが見たらさぞ喜ぶだろうにとか思ってしまうんだが。
藤生はまだ2冊しか買ってないが。でもこんなこと二度とないだろうなぁとか思うとつい買いたくなってしまって危ない。
これ以上怪しげな本が増えてもなぁ。でも増やすけど多分。
えーまず本題の前の前提として。
うちの会社ビルのうちのフロアの社員食堂部分、現在工事中。終了時期未定。
理由:雨漏り(注:藤生のお勤め先は一応そこそこ名の知れた一部上場企業です)
ちなみに9階建ての7階に雨漏り。上の二つの階は工事してないということは漏っていないのだろう。……屋上におまけのようについてるプレハブは雨漏りしてるらしいが。それはさておき。
6月に入ってから食堂は営業しておらず、かといってやかましい工事音が聞こえてくるわけでもなく、別に気にせずお仕事していたのだが――。
うちの部は廊下に面したドアを時々開け放している。本当は閉めた上ロックしなければいけないのだが、誰かが開けっ放しにしておくと暫くそのまま放置されていることが多い。今朝もそうだった。
どこからともなく有機溶剤系の匂いが漂ってくる。いわゆるシンナー系。
廊下に出てみれば匂いはいっそう強い。
「工事でなんか使ってるのかねぇ」と最初は皆顔をしかめているだけだった。
だが、匂いが1時間2時間と続くと頭が痛くなったり吐き気がしてきたり目が痛くなったりしてくる者が続出。
ドアは匂いだしてすぐに閉じたのだが、パーテーションで区切ってあるだけの隣の部屋のドアが空きっぱなしだったので意味なし。
あまりに部員のやる気が削がれていくのを見かね、上司が管理に電話して、何をしてるのか聞いてみる。
「……鼠とかゴキブリの駆除だって……」
何故土日にやらずに火曜日にやる。私たち鼠と同レベルですかをい。
というか違うだろ、なんかヘンな塗料とか接着剤とか使ってるだろ……そういう匂いだと思うんだけどなぁ。
これじゃあ仕事になりませんと抗議の末、4時過ぎごろやっと空気が普通になる。
でもその頃なにやってたかというと皆インターネットやってたのね。
ネットでワールドカップの速報をぽちぽちリロードかけまくってたのね。結局仕事にならないのね。
「日本、点入れられちゃったそうです!」
「えー、私の見てるのまだ更新されてないよそれ」
部屋にテレビはあるが、基本的に会社のサテライト放送以外は見ないことになっている。
「隣の隣では部長が自らテレビつけて見てるそうですよ?」
「K君(隣)、君、さりげなくシンナーにラリった振りして、テレビの電源ボタンぷちっと押してきなよ」
「いや、僕もOにやってこいってメッセ送ってるんですけど」
結局、部長がおでかけしてるしいいか、とT次長がテレビをつける。
「その代わり部長5時過ぎに戻るから5時になったら消すよ」
テレビがつくとネットのトラフィックが少し軽くなるくらいでやっぱり仕事にはならないのね。
藤生は5時にさっくりあがったので、その後うちの部がどうなったかは知らない……
悪いことって重なるときは重なるねぃ。まあよいことだってそうかもしれないが。
しかしいい加減この辺で浮上しとこうと思い。
「生きてますか?」ってメール来ちゃったよ……生きてるよ……

それはさておき。
ももっちの訃報に際し、お言葉をかけて下さった皆様、どうもありがとうございました。故ハムになりかわりお礼申し上げます。本当は一人一人にお礼申し上げるべきなのでしょうが、正直、一つ一つにレスしているとまた沈みそうなので、申し訳ありませんがご容赦いただければ幸いです。

体調イマイチなのでとりあえず今日は早く寝よう……うう。

お疲れさまでした。

2002年6月11日
帰宅したらももっちが動かなくなっていた。
目を瞑って横になってて、胸のあたりなんかまだ微かに動いてたように見えたんだけど、触ったらもう冷たくて、手足も硬くなっていた。
長くはないとわかってたし、ひどく出血してから向こう「今日か明日か明後日か」と思ってはいたんだけど。今朝ハムスタークッキー齧っていたから、今日はまだ大丈夫と思い込んで出勤したら。
箱にペレットとハムスタークッキーと人参を一緒に入れて庭の隅、前死んだインコの隣に埋めた。
ひまわりの種も入れてあげたかったがあれはちょっと芽が出るからね……ごめんよももっち。
紫陽花とマーガレットを手向けて手を合わせた。
ご主人は輪廻転生というのをあまり信じてはいないのだが、ケージを三つ使い物にならなくした君だから、次は野生のナマモノに生まれておいで。食物連鎖の頂点に立つようなやつ。国立公園なんか広くて自由でいいと思うよ。
君はベタ慣れじゃないわりに掴まれることには鈍感で本気噛みもほとんどしないよくわからないハムだったね。でもご主人はこれまでで一番しんどい時期を、生温かい君を手のひらでふにふにして乗り切ったりもしたよ。ありがとう。
最初獣医さんにかかったとき、「一週間か二週間か、それとも一ヶ月二ヶ月生き延びるかはわかりません。ハムスター次第です」と言われたけど、二ヶ月ちょっと超えて逝ったのは流石師匠でした。
お腹が膨れて胸のあたりまでぱんぱんになって、自分では起き上がれなくなっても餌は食べる姿にナマモノの意地を見せてもらったよーな気がします。
生きてるときから君は私の中で伝説のハムだったよ。

闘病生活、お疲れ様でした。

困るもの。

2002年6月8日
迷惑な親類。


……血の繋がりは切ろうとしても切れんもんなあ。ふう。

ああインターバルが空いた上また日記が短い。

提言

2002年6月5日
最中を珈琲牛乳と食べるのはやめた方がよい。


気持ち悪くなったよ……

追加更新

2002年6月3日
とゆーことで今日はHOOPS!にあげる分を更新。
出物朝顔観察日記と先日詣でてきた浅草のその辺。
しかしこの朝顔の写真なんだが……左の赤茶の大きな鉢が変化朝顔、右の鉢がダチュラ及び白朝顔。
一番最初に生えたのは変化朝顔君たちのはずなのだが、妙に巨大化してるこの右の植物は一体。
って葉の形からするに白朝顔なんだが。
それにしても変化朝顔から2週間は遅れて芽吹いたはずなのにこの生命力は一体。
確かこれを下さったRんのさんが道端で採取したとかおっしゃってたよーなおっしゃってないよーな。
……これが野生のパワーってやつでしょーか。

この写真を撮った後、白朝顔君たちは100円ショップ(正確には85円コーナー)で買ってきた新しい鉢に植え替え。蔓を絡める支柱も立てて準備万端。
しかし変化朝顔の群れはまだ先は遠いなー。プランタに植え替えて玄関の柵に絡めてしまう予定なのだが、今ごろ芽出した寝坊種もあるしなー。

ところでここ数日の日記をこっちにコピペし忘れてたよ……駄目じゃん……
一応6月の更新完了。
絵が一見間に合わせのようだが実際間に合わせなのでつっこんではいけない。
SDの上に水彩淡彩だもんねぃ。
しかしふと考えると最近シリアス頭身なキャラばかり描いていて、久しぶりにSD描いたような……?
画題は定例会のTRPGで使っている吟遊詩人のおぢょーちゃん。抱えているのは先に断っておくと楽器なのだな。リュートがモデルだがちとアレンジしたら謎の物体に。駄目じゃん私。

でもねー、「出物でるかな」も更新できるんだよー。「そのへん紀行」もこないだ浅草いった分の写真加工も出来てるんだよー。
そしてページの仕様をそろそろ夏バージョンにしたいんだよー。
しかしそっちの準備はまださっぱり何もしてないが……

あ、あと。お前のページはトップに戻るボタンがないのか?とH氏にゆわれたので、メニューフレームの一番上のロゴボタンを押すとトップに戻るようにしてみました。
戻ったところで何もないんだけどさ……

久々に銀座

2002年6月1日
幼馴染のMの芝居を見に銀座へゆく。
私信だが、M、今度はもーちょっと余裕もって連絡してねぃ……。
今回の公演は二本立て。
割と今日の、話がわかったよ!!(まて)
でもおねいちゃん、せっかく千葉県民なのに千葉なコメディじゃない方に出ていたねぃ。
そして八千代という姓はでてこなかった……淋しい。

公演の後、Mとお茶して(とゆってもテイクアウトして劇場の階段で飲んだが。店混んでるしMのメイクは濃いしのう……)、だべって、彼女は夜の部、藤生は銀座おさんぽへ。
ITOYAを覗いて、マリアージュフルールの店を捜しに。
いや一度Kのせのおねいちゃんに連れて来てもらったのだが、さっぱり忘れてたんだよねぃ。
ネットで検索かけたら銀座5丁目ってあったんだけど……みゆき通りとかなんとかあったような……
結論から先に書くとすずらん通りだったがな。
今日はすずらん通りはお祭りだったよーで、何を買おうかと店内の説明書きなぞを読んでいると、外から和太鼓のぱっしょんな響きが。
お茶買って外でたら、すぐそこで集団で叩いてました。ポスターによれば「浦安和太鼓」。
千葉やんけ。
マリアージュではまたわけのわからん緑茶を2種購入。
多分私でも飲める香りだったから買ったんだが、実際いれてみると割と違うし、大丈夫か自分。

本日の女工さんは

2002年5月28日
名札作成。
デザインからケース詰めまで一手に引き受けております、ええ。
名札はACCESSのラベル作成機能を使って作る。A4ペーパー1枚につき10名分印刷できるので、それをカッターで切り分けて名札ケースにいれて出来上がり。
しかしこの切り分け作業というのが結構神経を使うのである。
社員の分は別にちょっとくらい汚くてもいいけどさー。客の分はそれなりに体裁がととのってないとまずい。
切り取り線にそって定規とカッターで切ったあと、その細く黒い線をごく薄くそぎ落としてきれいにするのである。でないと薄黒くフレームが残ってしまうので。
ゼロコンマ何mmの世界でしゃーこしゃーことカッターを動かしていると、セミナー責任者のK代理(うちの課ってイニシャルKばっか)がのこのことやってきて、きれいに螺旋を描いた紙の削りかすを摘み上げ、
「職人芸だね!!流石いい仕事するね!!」
女工さんまたいらないスキルを獲得。
「なんていうの、こう、【カッターの魔術師】って感じ?」
しかもいらない称号まで。
手滑って危うく指先削りかけたよ……爪の先掠めるだけですんだけどさ……
藤生は朝に弱い。
満員電車の中でいい感じに立ちっぱなしでいい感じに血の気が頭から引いて出社。とりあえず缶珈琲を買って席につき、パソコンを立ち上げながらカフェインを摂取するのが毎朝の状況。
今朝は電車の中で「捩れ屋敷の利鈍」を読んでいたのでまた覚醒率高かったのだが、いつものようにぼーっとしながら着席。アイス珈琲を飲みつつサ○ボウズを立ち上げたところ、己の普段真っ白なスケジュールに黒々と「午後 健康診断」の文字が。
あれ。
今日だっけそれ。
慌てて会社で貰った書類を見れば、「前日の晩は暴飲暴食は避け…(中略)…午後検診の方は朝食は軽めに、昼食はとらないで受けてください」との文が。
あのう。
昨夜定例会で「暴飲」はしてないが「暴食」は確実にした自信があるのだが。こんな自信持ちたくないがあるものはあるのだから仕方がない。
〆のお茶漬けのあとに中落ちカルビステーキで?で、そのあと結局シャーベットも食べたし?
しかも今珈琲飲んじゃってるよ……微糖だけど砂糖入ってるしミルクも入ってるよ……カロリーありありだよ……
結局診断受けて、血液検査もお医者さんが上手な人で珍しく一発で採血してもらったが、成人病の疑いありで再検査とか言う結果になったらどうしようと不安になった今日この頃。とほ。

定例会

2002年5月26日
とゆーことで西葛西へTRPGをしに。
西葛西は千葉じゃないのよ東京なの。
江戸川区だけどな。
練馬が埼玉の植民地と同クラスで江戸川も千葉の植民地だけどな。
しかし藤生何もわかってなくてすまんですねメンバーの皆様。役に立たないしよー。
サイコロくらい自分の買うべきだろーか……
とりあえず次はお土産もってゆきますので。

れっつ厄落とし

2002年5月25日
ということでRんのさんと浅草寺にゆく。
藤生、親に洗濯物を頼まれたおかげでしょっぱなから遅刻。
「敵の妨害です!!」
敵って誰だよという質問は無視させていただきます。

とりあえずお昼ご飯を食べる店を求めてその辺を歩いていると、見知らぬ初老のおっさんに「おはようございます」と言われる。
小父さん何故唐突に藤生にロックオン。
「……おはようございます」
とりあえず返事して通り過ぎる藤生だが、頭の中は疑問符でいっぱい。
なんなんだよ小父さん……何故Rんのさんでもそのへんのおばちゃんでもなく私にご挨拶なんだよ……
「………………Rんのさん」
「はい」
「あのおっさんが藤生に挨拶したことで、藤生の笑う女はあのおっさんに憑きました!!」
「嫌な呪をかけるんじゃありません!」
ちぇー。
でも藤生的に移しましたから。おっさんに。おっさんありがとう(やめなさい)。
その後ちゃんと観音様にお参りしたですけどね。
お守りも買ったし、ついでに境内にあるお不動さんにもお参りしたですけどね。
あまりの暑さにカラオケに避難してゲームして、梅園で甘味を食べて秋葉原へ移動。
あ、その前に仲見世前にある和物屋(というのも変だが)で扇子と金魚の置物を購入。女性用扇子は小さくて可愛いのだが、小さい分風量がね……というわけで男物でデザインがパソコンモチーフで可愛いのを発見して購入。MS帝國風だが。
秋葉では海洋堂でハムスターズランチをまた買う。でも欲しかった眠るゴルハムのフィギュアを出し藤生さんご機嫌。

そして「結局昨夜の女の笑い声はなんだったんですか?」という疑問には「藤生が寝ぼけたんです」という答えで納得しましょう皆さん。特にRんのさん。
それが合理的解決ってものですええ。厄も落としたし。
いや本当。
多分寝ぼけただけなんだろうけど。
しかし本人的には本気で恐怖だったのですな。
というわけでちょっくら新耳袋風に再構築してみませう。


【笑う女】

Fさんから聞いた話である(といっても私がFさんだが気にしてはいけない)。
Fさんがそれを最初に聞いたのは、両親が旅行に行っている夜のことだったという(自分のことのくせに伝聞調だが新耳袋風を意識しているので気にしてはいけない)。
家に自分が一人きりという開放感もあって夜更かししたFさんは夜中の2時ごろ風呂に入った。湯船につかってぼうっとしていると、ドアの向こうの脱衣所から
「ウフフフフっ」
という女の笑い声が聞こえてきた。
大声ではなかったが、はっきりと聞こえたという。
両親がいない家には今自分しかいないはずである。Fさんは一瞬緊張したが、回りを見回してみれば浴室の窓が半開きになっており、その向こうは自転車を置く狭いスペースの向こうはすぐ道路である。そこを通った女性の声が浴室内で変な風に反響し、すぐ隣の脱衣所からしたように聞こえたのだろうと思った。
そしてそれきりそのことは忘れていた。

数日後、両親が帰国した。
そしてまた数日経った夜中のことである。

その晩は少し蒸していてFさんはなかなか寝付けなかったそうである。仕事で疲れていることもあり早く眠ろうとは思っているのだが、両親の旅行中に夜更かし癖がついたかなかなか眠れない。それでもなんとか眠りに落ちたのだが、午前3時半頃、ふと目が覚めた。
これは朝に弱いFさんにはかなり珍しいことだった。
まだ眠れるかな……と思いつつ再び眠りにつこうとすると、トントン……と壁の向こうの階段を歩く音がする。Fさんや両親の寝室は2階でトイレは1階にしかないのだが、上っているのか下っているのかいまいち判別がつかぬ音だったが、Fさんはなんとなくその足音が2階に向かっているような気がした。
親がトイレにいって戻ってきたのかな?と思ったそのとき、
「フフフフ」
足音とともに女の笑い声がした。
ぞっとした。

Fさんは暫くじっとしていたが、我慢しきれなくなって電気をつけ、大急ぎで友人にことの顛末を携帯でメールしまくったという。
午前3時半にメールを打ったのも、午前4時に他人に電話をしたのも初めてだとFさんは笑った(というか本人的に笑うしかない)。

Fさんは風呂場での笑い声はあまり覚えていないのだが、階段から聞こえた笑い声は「フフフフ」と「ヘヘヘヘ」の中間音のような、少し壊れたような笑い声で、嫌に気味が悪く感じたという。
足音だが、両親のどちらかなら自室に入るためにドアを開け閉めするか襖を閉じる音が聞こえるはずなのに、その後いくら待っても何の物音もしなかったという。階下のトイレのドアが開く音も勿論聞こえなかった。

笑い声も気味悪かったが、その後の沈黙がひたすら怖かった、とFさんは言う。


というわけで、まあ十中八九寝ぼけたのだろうな。風呂の件も結局夜遅くでかなり眠かった気がするし。夢の途中から目を覚ましたという意識がないまま現実にスライドしてしまったのだろうと思う。
でも当時は怖くてねー。
病に臥せるハムスターに心の中で「師匠!!」と助けを求めまくるほどそれはもう(いや藤生さんは本気ですよ)。
そして「このいやんな出来事をなまあたたかいうちに誰かにお届け!!」と携帯でメールしてしまう程に。
朝になって見てくれればいいなと思ってメール打ったのに(時間がわかるように3時半とかちゃんと書き込んでまで打ったのに)、速攻Rんのさんから返事がきたのも吃驚だったが。電話までしちゃったしねぇ。その節はありがとうございました本当にもう。
その後、6時半までワタクシ爆睡。窓全開、朝日入りまくりの部屋で。人間そんなもんだよねぃ。
ちなみに師匠は病の身なのに電気をつけたら餌をくれると勘違いして起きだし、引き攣った笑いを浮かべる飼い主に付き合ってがさごそぼりぼり音を立ててくれました。
「こんなことに怯えているような不肖の弟子を置いては逝けないっちゅ!!」とか思ってたらごめんねぃ、師匠。私琵琶弾けないしさ……

沈黙は金

2002年5月23日
会社で知りたくもないよーなことを知っちゃったよー。
O君、君空気読めてないよー。
世の中には流していい情報と流しちゃまずい情報があるんだよー。
もーちょい平和ってものを考えようよー。
藤生は何も言わないでおくけどさー。
私は所詮派遣なんで気まずくなればすぐおさらばもそれなりに可能だけど社員の人はできないんだからさー。
まこと口は災いのもとですねと。

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