忘年会とは年を忘れると書くわけだが

人生忘れたい精神状態とその精神状態に正直な体調でも出ないといけないわけで。
幹事のK君（背後、新・新婚）に「頼むから帰らせてください」と頼んでも「会社来たからには諦めて出てください。席は接待しなくてもいい下っ端席にしますから。水割り作ってもらいますけど。あとビンゴ手伝ってください」とにべもない。
藤生、生殺し状態続行のまま午後はビンゴの賞品をラッピング。途中で足りないことが判明して東京駅までお買い物。
そこの王様のアイデアでねぇ。欲しいような欲しくないような微妙な品がねぇ。

カンフーハムスター。
http://www.rakuten.co.jp/eterno/406967/437547/

一瞬ビンゴの賞品にしようかと思ったが藤生の中の冷静な藤生さんがオヤジ率の高い忘年会でそれは駄目だろうと阻止。無難にマッサージグッズを購入。

ところでこの度の忘年会のビンゴは、ビンゴした人が1〜30の中から好きな数字を言い、その数字に対応した品があたるというシステム。
包んだのも数字をふったポストイットを貼り付けたのも藤生なので、藤生、中身と数字はほぼ把握。
そんな藤生、本番はさくさくと数字があたり、あれよあれよと用紙に穴が並び、真っ先に
「りーち……」
結局そのまま
「ビンゴなんだけどどうしようK君……」
だって私は賞品を全て把握する上に賞品を出す裏方さん――ここで真っ先に一番よい品を掻っ攫って場をしらけさせるわけにもいかない。
「じゃあ、22番で」
それは可も不可もないチョコレート菓子。
ああ藤生はボールペンセットかマッサージピローが本当はほしかったんだけどなぁ。