弥生人の脳を見に

2002年7月6日
両国へ。
とだけだとなにか語弊があるが「発掘された日本列島2002」が江戸東京博物館で開催されているので、それを見にいってきたと。
パパンが推進派だったのだが、どうせだからとママンを「両国で美味しいお昼ご飯を食べよう」と適当なことを言って巻き込む。
白状しよう。
両国でご飯食べるって駅のビアホと回向院近くのデニ屋以外知らん。
しかし江戸東博の最上階の和風レストランが八百善だという情報を得たので、そこでいいやということに。

行ってみたらニュートーキョーに化けてた。
うえーんそんなんどこでもあるわぼけー。

弥生人の脳はなんとゆーか土塊。レプリカを見ると言われてみれば脳かなーという気になるが、実物の方はよーわからん。しかしよー残ってたよなぁと。
あと、長崎ででたムンク石(人面岩偶)も展示されていて、出土された時、新聞で記事を見てちょっと気に入っていた藤生は実物を見れて嬉しかった。「ムンクの叫びでは有りません」というキャッチがついてたが。
キャッチで気にかかったのは「寅さん」なる埴輪。柴又の遺跡から出土。寅さんに顔が似ているとあったがハニーだから面長だし大陸系のフェイスだと思うんだが……まあ、帽子だけは似てるといえば煮てるのだが……。女性の埴輪もあってこちらは「さくら」。
なんでもその昔そのへんの戸籍に「佐久良売(さくらめ)」とゆー女性がいたとかで。ついでに「刀良(とら)」という男もいたとかで。まあいいんだが。
ちなみに藤生の住まう千葉県からの出土品も展示されており。なにかななにかな〜♪と捜していたら最後のほうに炭化したおむすびが。ひとつ。
固めに炊いたお粥を布につつんで握ったとかイマイチ実感を伴わない解説が。
ていうかそれだけかよ。
その後はニュートーキョーに行ってどうでもいいご飯を食べ、通常展示へ。両親は一見さんなのでそれなりに楽しんだ模様。藤生は何度か来ているのだが、見た覚えのないものがあるので展示物は微妙に変えてるのかも。
説明板と展示物がかなり関係薄いようなところもあったし。
個人的には山田風太郎の『警視庁草子』『幻想辻馬車』を読んでいたおかげで、東京ゾーン(明治以降)が楽しく。昭和初期に入るとうちの両親が生きているので、「懐かしい」だの「こんなの使っていた」だの連発。
しかし意外と広いので親は大分疲れた様子。私も足痛くなったし。
ちなみにニュートーキョー(本当は別の和風な名前がついていたが忘れた)は眺めはよかったですよ。冬の晴れた日なら富士山も見えるかも。

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