お疲れさまでした。

2002年6月11日
帰宅したらももっちが動かなくなっていた。
目を瞑って横になってて、胸のあたりなんかまだ微かに動いてたように見えたんだけど、触ったらもう冷たくて、手足も硬くなっていた。
長くはないとわかってたし、ひどく出血してから向こう「今日か明日か明後日か」と思ってはいたんだけど。今朝ハムスタークッキー齧っていたから、今日はまだ大丈夫と思い込んで出勤したら。
箱にペレットとハムスタークッキーと人参を一緒に入れて庭の隅、前死んだインコの隣に埋めた。
ひまわりの種も入れてあげたかったがあれはちょっと芽が出るからね……ごめんよももっち。
紫陽花とマーガレットを手向けて手を合わせた。
ご主人は輪廻転生というのをあまり信じてはいないのだが、ケージを三つ使い物にならなくした君だから、次は野生のナマモノに生まれておいで。食物連鎖の頂点に立つようなやつ。国立公園なんか広くて自由でいいと思うよ。
君はベタ慣れじゃないわりに掴まれることには鈍感で本気噛みもほとんどしないよくわからないハムだったね。でもご主人はこれまでで一番しんどい時期を、生温かい君を手のひらでふにふにして乗り切ったりもしたよ。ありがとう。
最初獣医さんにかかったとき、「一週間か二週間か、それとも一ヶ月二ヶ月生き延びるかはわかりません。ハムスター次第です」と言われたけど、二ヶ月ちょっと超えて逝ったのは流石師匠でした。
お腹が膨れて胸のあたりまでぱんぱんになって、自分では起き上がれなくなっても餌は食べる姿にナマモノの意地を見せてもらったよーな気がします。
生きてるときから君は私の中で伝説のハムだったよ。

闘病生活、お疲れ様でした。

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