千葉点景

2002年3月9日
「花摘みに行きたい!」と母が強固に主張するため、運転手として兄を呼び寄せ、朝6:30に起きて房州は千倉・白浜へ。
藤生は花摘みはどうでもいいのだが、一応たまには家族全員でおでかけということらしいので、叩き起こされてついていく。
その道中見かけたもの。

1.蟹工船
京葉道路に向かう途中見た蟹料理屋の看板。
プロレタリアな蟹料理屋なのだろうか。店員がスト起こしたりしてるのだろうか。
しかし多喜二を呼んだことのある人は、あまりこの店名で蟹に食欲を覚えないと思われ。
しかしどうでもいいがパソで一発目の変換は「蟹光線」だった。気持ちはわかるが。

2.東京魔悲夜
京葉道路にて隣の斜線にいたトラックに書いてあったテキスト。おそらく「とうきょうまふぃや」と読むのであろう。
デコトラという程派手ではなく、トラックの箱部分の背面の扉のみに夕焼けと謎のおっさんのアップが描かれており、右部分にこの文字が。
しかし「東京」と謳っているわりに、左に入っていたテキストには「淀川」との単語が。

3.海底透視船
野島崎灯台下の港にあった看板。幟も立っていた。
理性的に考えるに、船底がガラスやアクリル等を嵌め込んで透明になっており、海の底が見える仕掛の観光船なのであろう。
だが透視船。
超能力者じゃないと乗れないとか超能力者が船頭でお客さんに「今船の下の海底でカレイがゴカイを食べています」と透視中継をしてくれるとか超能力者の船頭が透視した海底のビジョンをお客さんの脳裏にテレパシーで送ってくれるとか。
そういうイメージを抱いてしまう藤生は間違っているだろうか。透視船。

4.野島崎のモニュメント
透視船の近所にあった。
藤生はこれを見て千葉県に暴走族が多いのがなんとなく理解できるような気がした。http://ese-cha.hoops.ne.jp/degicame/nojima.jpg
おじいちゃんも元気です。他の絵ではいけなかったのだろうか。
少し先の道路にあった、何羽もの鵜が直立不動でまっすぐ車道を見据えているオブジェもシュールで素敵だった。

というわけで南房はあたたかくて花が摘めて苺狩りもできて魚も食べられてサーファーがオットセイのように波を待っているいいところなのでみんないくといいよと千葉県の観光に協力してみたりする藤生であった。

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