雑司ヶ谷ヤンキー祭り
2001年10月18日……正確には雑司ヶ谷鬼子母神の御会式とゆーとか。
例の一味に誘われ、寒いなかをとてとてと目白に向かう。
今週は仕事が忙しい。来週にセミナーを控えているから仕方ないが。派遣社員の藤生が連日残業しちゃうくらい忙しい。
でも6時の待ち合わせに間に合わせるには残業やってる場合じゃない。
おお、いい具合に藤生に仕事を発注しているK君(中途入社。隣席のK君に非ず)が4時半から5時半まで外出じゃありませんか!これは彼がいないあいだに逃げろという神様のお達しだね?!
頼まれた仕事を言われたとおりにこなし、そしてそのままだと生じる不具合をポストイットにメモってぺたっと彼のノートPCに貼って、さあ5時だ!お先に失礼します!!
……バッグを持ってドアを開けた瞬間、30分早く帰ってきたK君(中途)と視線が合う。
「……藤生(仮名)さん、その鞄は」
「……いや、お先に」
「は?まさか僕達を置いて帰るつもりじゃないですよね?」
「や、帰るから」
「だってこの後も相談と仕事がー!!」
「今日は定時で帰るって朝言ったじゃん!!!」
藤生、逃げるようにあがって、ああ、雨がやんでるから主任来られないのかもなぁと思いつつ目白へ。
寒いよー寒いよー。フリース着ててよかったよう。
でも寒いよう。
やはり雨女として知られる主任は来られず、RんのさんとKのせのおねいちゃんと、目白の中国茶専門店へ。
Kのせのおねいちゃんはハマナス茶、Rんのさんは東方美人なる烏龍茶、藤生は八宝美人なるよくわからん茶をいただく。
緑茶に陳皮に菊の花、クコの実、氷砂糖、乾燥苺(?)等々8品目入ってるらしい。
とりあえず体に善さげな味が。
温かいお茶と饅頭等々のお茶請けで身体を和ませ、いざゆかんヤンキーを見に。
鬼子母神は「神」で終わるが所謂八百万な方々ではなくて、仏教の神様である。この雑司ヶ谷も法明寺とゆー日蓮宗のお寺なのだ。
んでもって御会式とかゆーとなんか厳かちっくな字面であるが、おおざっぱにゆーと鉦と団扇太鼓ててんつくどん鳴らしつつ、纏をぶんまわして、万灯がのしのし練り歩くとゆー、ひじょーに喧しいフェスタである。
主役ヤンキーだし。
そらじじぃもおばちゃんも餓鬼んちょもおっちゃんもいるが、やはり纏振りまくるのは若人。茶髪を結って鉢巻してさー。みんなで法被に股引で太鼓叩いてかけ声張り上げて。にーちゃんもねーちゃんも、普段地べたに座り込んでたりするんだろーに。
なんかこーゆーのを見ると、日本の未来もそう捨てたもんじゃないのかもしれないねぃ、などと考える年寄り藤生。仕方がないの。もう年だから。
そーいや日蓮宗なので、行列の先頭が立正佼正会さんだったりするのだが、上に「世界平和祈願」とついた地球を引きずっておられたのもやはりあの方々なのであろーか。
アメリカがう゛いう゛いゆわせてるしねぃ。このへんで平和主張しときますか仏教。
地球浮きまくってるけど。
ところでこの日、鬼子母神の境内は祭りなので屋台で溢れるわけだが、その中に「見世物小屋」を発見。
後学のため(何のだ)と好奇心に負け、つい中に。
舞台の高さが藤生の胃あたり。そこに女物の安っぽい着物きて顔をみょーな白塗りにしたにーちゃんがいて火のついた蝋燭を口に入れたりしてるわけだな。
藤生的には「何故ねえちゃんじゃない?!」
ねぇちゃんがそーゆーのをやる低俗なエロスがいいんじゃないかとか言い出すと友達なくしそうだからやめとくが、にーちゃんがやってもなー。ちぇー。
蝋燭芸のあと、鼻から口に細いチェーン通して動かしたりしてたが、それはやっぱりねぇちゃんが蛇でやるべきかと。見世物小屋といえば蛇女ー!
あとはなんか蛸男とか河童の木乃伊とか。
そしてちゃんとサクラがいたのが。
しかもこの上なくわざとらしい。それが味なのかもしれないひょっとして。
しかし雑司ヶ谷の鬼子母神ってそんなに広かったとも思えないのだが、よくあれだけの屋台が入るなぁとちと不思議。
例の一味に誘われ、寒いなかをとてとてと目白に向かう。
今週は仕事が忙しい。来週にセミナーを控えているから仕方ないが。派遣社員の藤生が連日残業しちゃうくらい忙しい。
でも6時の待ち合わせに間に合わせるには残業やってる場合じゃない。
おお、いい具合に藤生に仕事を発注しているK君(中途入社。隣席のK君に非ず)が4時半から5時半まで外出じゃありませんか!これは彼がいないあいだに逃げろという神様のお達しだね?!
頼まれた仕事を言われたとおりにこなし、そしてそのままだと生じる不具合をポストイットにメモってぺたっと彼のノートPCに貼って、さあ5時だ!お先に失礼します!!
……バッグを持ってドアを開けた瞬間、30分早く帰ってきたK君(中途)と視線が合う。
「……藤生(仮名)さん、その鞄は」
「……いや、お先に」
「は?まさか僕達を置いて帰るつもりじゃないですよね?」
「や、帰るから」
「だってこの後も相談と仕事がー!!」
「今日は定時で帰るって朝言ったじゃん!!!」
藤生、逃げるようにあがって、ああ、雨がやんでるから主任来られないのかもなぁと思いつつ目白へ。
寒いよー寒いよー。フリース着ててよかったよう。
でも寒いよう。
やはり雨女として知られる主任は来られず、RんのさんとKのせのおねいちゃんと、目白の中国茶専門店へ。
Kのせのおねいちゃんはハマナス茶、Rんのさんは東方美人なる烏龍茶、藤生は八宝美人なるよくわからん茶をいただく。
緑茶に陳皮に菊の花、クコの実、氷砂糖、乾燥苺(?)等々8品目入ってるらしい。
とりあえず体に善さげな味が。
温かいお茶と饅頭等々のお茶請けで身体を和ませ、いざゆかんヤンキーを見に。
鬼子母神は「神」で終わるが所謂八百万な方々ではなくて、仏教の神様である。この雑司ヶ谷も法明寺とゆー日蓮宗のお寺なのだ。
んでもって御会式とかゆーとなんか厳かちっくな字面であるが、おおざっぱにゆーと鉦と団扇太鼓ててんつくどん鳴らしつつ、纏をぶんまわして、万灯がのしのし練り歩くとゆー、ひじょーに喧しいフェスタである。
主役ヤンキーだし。
そらじじぃもおばちゃんも餓鬼んちょもおっちゃんもいるが、やはり纏振りまくるのは若人。茶髪を結って鉢巻してさー。みんなで法被に股引で太鼓叩いてかけ声張り上げて。にーちゃんもねーちゃんも、普段地べたに座り込んでたりするんだろーに。
なんかこーゆーのを見ると、日本の未来もそう捨てたもんじゃないのかもしれないねぃ、などと考える年寄り藤生。仕方がないの。もう年だから。
そーいや日蓮宗なので、行列の先頭が立正佼正会さんだったりするのだが、上に「世界平和祈願」とついた地球を引きずっておられたのもやはりあの方々なのであろーか。
アメリカがう゛いう゛いゆわせてるしねぃ。このへんで平和主張しときますか仏教。
地球浮きまくってるけど。
ところでこの日、鬼子母神の境内は祭りなので屋台で溢れるわけだが、その中に「見世物小屋」を発見。
後学のため(何のだ)と好奇心に負け、つい中に。
舞台の高さが藤生の胃あたり。そこに女物の安っぽい着物きて顔をみょーな白塗りにしたにーちゃんがいて火のついた蝋燭を口に入れたりしてるわけだな。
藤生的には「何故ねえちゃんじゃない?!」
ねぇちゃんがそーゆーのをやる低俗なエロスがいいんじゃないかとか言い出すと友達なくしそうだからやめとくが、にーちゃんがやってもなー。ちぇー。
蝋燭芸のあと、鼻から口に細いチェーン通して動かしたりしてたが、それはやっぱりねぇちゃんが蛇でやるべきかと。見世物小屋といえば蛇女ー!
あとはなんか蛸男とか河童の木乃伊とか。
そしてちゃんとサクラがいたのが。
しかもこの上なくわざとらしい。それが味なのかもしれないひょっとして。
しかし雑司ヶ谷の鬼子母神ってそんなに広かったとも思えないのだが、よくあれだけの屋台が入るなぁとちと不思議。
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