寝台列車の恐怖
2001年9月4日藤生さんおでかけ一夜目。
藤生さん初寝台列車の夜。
夜行列車に乗ったことは何度かあるがベッドになっている電車は日本では初めて。ちょっとわくわく。
上野発22:23の「はくつる」号の女性専用車両である。お向かいのベッドには青森に帰るというおばちゃん。しかしおばちゃんというのはどうして人の大学を聞きたがるものなのであろうのう……。
だがわくわくはやがて心臓ばっくんばっくんに変わる。
せまいよー枕が合わないよーなどと横になってもしばらくごろごろしていた藤生だが、やがて寝やすい体勢を発見しぐんない自分。
だが。
夜中3時頃、おもむろに目が覚めた。
まあ結構揺れたので、そのたびに微妙に目を覚ましてはいたのだが。
その時はいやにはっきり意識が覚醒して。そして、とーとつに思ったのである。
――外にだれかいる。
お向かいのベッドには青森おばちゃんが眠っている。だが、そういう気配ではなくて、カーテンの向こう側からこっちを伺っている人がいるという直感が。
最初に頭に浮かんだのは泥棒。寝ている隙に荷物をこっそりとか。
そー思ったので、リュックを手元に引き寄せようと思ったら――
体が動きませんよ自分。
これが世間で言う金縛りってやつかいブラザー。
愕然としてると、カーテンの外の気配が中に入ってきたような気が。
いやカーテンはこそりとも動いてないのだが。視界には毛布と自分の荷物しか映ってないのだが。でも何者かがいるようなプレッシャーが藤生の正面に。
目を見開いたまま恐怖に心臓をばくばくさせていたら、列車が停まった弾みに大きく揺れ、その瞬間体が動くようになった。
嫌な汗をかいたともああ。
でもこれは別に超常現象とかじゃなくて、慣れない寝台と閉鎖空間で眠ったせいで、疲れとか緊張で脳みそが色々錯覚してくれちゃっただけであろう。
そう人間は所詮脳の入れ物なのさ。きっと藤生の脳の中でωエンドサイコンシン(by「BRAIN VALLEY」)が放出されちゃってたのさ。
でもその時は本当に怖くってねぃ。30分くらい寝付けなかったさ。それでも結局寝付いて4:30に再び起きたが。
だからネタっていうなそこの君。
藤生さん初寝台列車の夜。
夜行列車に乗ったことは何度かあるがベッドになっている電車は日本では初めて。ちょっとわくわく。
上野発22:23の「はくつる」号の女性専用車両である。お向かいのベッドには青森に帰るというおばちゃん。しかしおばちゃんというのはどうして人の大学を聞きたがるものなのであろうのう……。
だがわくわくはやがて心臓ばっくんばっくんに変わる。
せまいよー枕が合わないよーなどと横になってもしばらくごろごろしていた藤生だが、やがて寝やすい体勢を発見しぐんない自分。
だが。
夜中3時頃、おもむろに目が覚めた。
まあ結構揺れたので、そのたびに微妙に目を覚ましてはいたのだが。
その時はいやにはっきり意識が覚醒して。そして、とーとつに思ったのである。
――外にだれかいる。
お向かいのベッドには青森おばちゃんが眠っている。だが、そういう気配ではなくて、カーテンの向こう側からこっちを伺っている人がいるという直感が。
最初に頭に浮かんだのは泥棒。寝ている隙に荷物をこっそりとか。
そー思ったので、リュックを手元に引き寄せようと思ったら――
体が動きませんよ自分。
これが世間で言う金縛りってやつかいブラザー。
愕然としてると、カーテンの外の気配が中に入ってきたような気が。
いやカーテンはこそりとも動いてないのだが。視界には毛布と自分の荷物しか映ってないのだが。でも何者かがいるようなプレッシャーが藤生の正面に。
目を見開いたまま恐怖に心臓をばくばくさせていたら、列車が停まった弾みに大きく揺れ、その瞬間体が動くようになった。
嫌な汗をかいたともああ。
でもこれは別に超常現象とかじゃなくて、慣れない寝台と閉鎖空間で眠ったせいで、疲れとか緊張で脳みそが色々錯覚してくれちゃっただけであろう。
そう人間は所詮脳の入れ物なのさ。きっと藤生の脳の中でωエンドサイコンシン(by「BRAIN VALLEY」)が放出されちゃってたのさ。
でもその時は本当に怖くってねぃ。30分くらい寝付けなかったさ。それでも結局寝付いて4:30に再び起きたが。
だからネタっていうなそこの君。
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