不吉の数字

2001年5月7日
連休が明け、藤生、駄目人間度当社比50%アップ状態で出社。そらもー♪だーめだめだめだめにんげん♪と歌いたいぐらい駄目駄目。
そしてそんな藤生に朝っぱらから支店より電話。
『Iさんか藤生(仮名)さんいる?』
「藤生(仮名)は私ですが」
『今日送られてきた冊子について質問があるんだけど』
「はい?」
藤生、相づちが疑問形。
確かにその、うちの部で作った冊子の発送をやったのは私だが。だが、本当に発送しかしてない。封筒に詰めて送っただけ。
その私に何を聞きたいとキミ。
『5部送られてきてるんだけどー、あと20部欲しくて問い合わせたんだけど』
「………………少々お待ちください」
保留ボタンをぷち。
すみません、藤生、あの冊子の在庫があるかどうかすら知りません。
ていうか、何故私が名指し。
取り敢えず、担当者クラッシャーK君に回す。
そしてその電話が終わった後、
「……K君、正直に答えて欲しいんだが、君、同封した案内書の問い合わせ先に、私の名前を使わなかっただろうね?」
「………………誰から聞いたんですか?」
何かその前に言うことがあるだろう君。
だがしかし、こんなことはうちの部では日常茶飯事。気がつけば担当者。気がつけば問い合わせ先。本人への連絡は事後。
そうそして今回の生贄が社員のIさんと藤生。
「ちなみに、追加のお問い合わせは10冊までだったら受けちゃって構いませんが、それ以上は断ってください。あれ高いので追加注文できませんから」
へいへい、と思っていたら、またその冊子の件で余所の支店から電話。
『Iさんか藤生(仮名)さんは……』
私だよ、ちくしょう。で、やっぱり追加か?何冊だ、おら。
『13冊お願いしたいのですが』
……そらまたえらく半端な数ですなおじさん。
「すみません、今回10冊以上の追加はちょっと……」
『いやでも得意先に配るのにどうしても必要なんでどうにかしてほしいんだけど』
いいじゃん3冊くらい、と支店のおじさんは押す押す。しょーがないので、
「少々お待ちください、担当に聞いてみます」
保留。
「K君、13冊欲しいって」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」
「3冊くらいいいぢゃん、って」
「でも今回からカラーにしたからあの冊子高いんですよ、断ってください」
「高いから厳しいって言ったんだけど、どーしても欲しいって」
「その数は不吉だから駄目です、って断ってください」

お前が断れ。

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