ハム餌考。

2001年4月20日
ハムスターの餌が切れたので、会社帰りに新しいのを買った。
前は500g入りのを買っていたのだが、そろそろ暖かくなるので、虫がわくと嫌なので量の少ないのを。
ぱかり、と箱の中のビニール袋を開けたらなにやら懐かしい匂いがした。
これは――
鯉の餌。
昔昔我が家の庭に車庫がなかったころ、小さな池があって鯉を飼っていた。まさしくそれにあげていた緑のつぶつぶの匂い。
前の餌は鶏とかにあげる配合飼料の匂いに近かった。その前にあげていたのはピーナツ系。
そしてこの度鯉の餌。
金魚でもよい。亀の餌でも可。
とにかくその手の水生動物にくれてやるもののかほりである。
何がはいっているのだろう。
藻とかか?
だったらちょっとヘルシーかもしれない。だがうちの暴れん坊将軍なナマモノがこれ以上健康になってどうするというのだろう。
喰わなかったらどうしようかと思ったが、パワーはあるが阿呆なハムはいそいそと頬袋におしこんでくれた。
多分鯉の餌でも食べるだろう。
どうでもいいが、ペットショップに「ハムスターのビスケット」類のナマモノおやつを売っているが、高くてちょっとしかなくて、そして喰ってる方はおやつのありがたみを理解するにはちょっと脳ミソの処理能力がおっつかないナマモノで、と思うと藤生は買ってもしょーがねーや……という気分になる。
「前歯の伸びすぎ防止に最適!」とかあるが、うちのハムの前歯はケージの針金相手に斗っているおかげで、既に十分すり減っている。
そしてその伸びすぎ防止に最適おやつを与えても、日夜ケージ破りに励むという行為は収まらないであろう。

次飼うならジャンガリアンにしよう……

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