ちょっと今日は怪奇な出来事が。
会社帰りに父の見舞いに立ち寄り帰宅したら留守番電話が点滅している。それは別によい。
ぴ、とボタンを押すと「2件デス」と合成音が喋り再生が始まるわけだが。
我が家の場合、あまり伝言は入っていないケースが多い。留守電とわかった時点で切ってしまうのだ。故に、入っているのは単なるツーツー音というのが基本パターンなのだが。
無言。
「無言留守電とは嫌がらせかだがしかしそれならもっと何件もいれるだろ2件しか入ってないってゆってるしそれどーゆーことさ」
そんなことを一瞬の間に藤生が考えたその瞬間、男の声で、
『階段が傾いている』
ガチャ。ツーツー……
合成音が録音時刻を告げる。ちなみに2件目は郵便局からだった。
あのー。
階段が傾いてるって、どこの。
ていうか貴方誰。
そしてその伝言の意味は。
うちナンバーディスプレイじゃないからどこからかかってきたかわかんないんだよねぇ。
しかしこれ、階段と解釈するならまーいいけど「怪談が傾いている」とか「戒壇が傾いている」とかなるとちょっと意味深で新耳袋的わーるどちっくな雰囲気も漂うなあとか思ってみたり。
ちなみにうちの階段は別に傾いてません。古い家だから廊下は軋むは床は凹むわだが。
これで近日中に階段関係の事故があったら新耳袋に投書だな、これは。文章の〆はやはり
「……あの留守電はこの事件を示唆していたのでしょうか?」でしょう。
さあなんか起こるかなぁ。どきどき。

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