狼少年七福神にゆく。
2001年1月3日今年1年が良い年であることをお願いしに京極友達3人と七福神巡りに行く。去年は浅草で今年は鎌倉である。
メンバーのうち2人とは品川で待ち合わせ。藤生、珍しく遅刻せず。
だがT主任と朝っぱらから見も知らぬ青年に一方的に絡まれた挙句
「頭の悪い奴とは話してもしょうがない」
と吐き捨てられる。
藤生、今年の行く末にやや暗雲の兆しを見る。
その10秒後にやってきたRさんと合流して横須賀線快速に乗り北鎌倉へ。ここで最後の一人Sちゃんと合流。
Sちゃんは鎌倉七福神のHPを調べてちゃんとプリントアウトして持参していた。偉い。藤生はそのページにアクセスしてコースの最初の寺の場所だけチェックしていたが、他の所は「現地いきゃどーにかなるさ」とさらりと目を通しただけだった。いーかげんである。
さえちゃん、居間めんばーと歩く時は自分がしっかりしなきゃ、ということに目覚めたのかもしれない。まったくTさんや藤生のほうが年上なのにねぃ。
コース的には、浄智寺(布袋)→鶴岡八幡宮(弁天)→宝戒寺(毘沙門天)→妙隆寺(寿老人)→本覚寺(恵比寿)→御霊神社(福禄寿)→長谷寺(大黒天)→江ノ島神社(弁天)となるが、鶴岡八幡宮はあまりの人出にパス。屋台で苺飴だけ食べた……。
ところで鎌倉の寺は拝観料を取るところが多い。なんだかなぁ。浅草は全部タダだった上場所によっては甘酒や般若湯が出たというに。
そーいや徒歩で移動中、唐突に石段に竹で通せんぼしてある神社を発見。なんとナシに見上げると、やや、「安倍晴明神社」の文字が。とりあえず京極ファンとしてはチェキでしょう!と思って見上げていると、おもむろに右から黒猫登場。目の前の石段を横切って去っていった……。
藤生、今年の行く末の暗雲がやや濃くなるのを見る。
そういやどっかの寺で見知らぬじーさんに絡まれたりもしたなぁ。今年もやばいかなぁ。年の初めからほらばっかり吹いてたからかなぁ。
最初の寺にて。ご本尊に鎌倉時代の釈迦三尊があり、そのわきになんだかよーしらんが僧形の像が置いてある。
「あれはどなたなんでしょう?」とSちゃん。
そんなん知るわけない。だが藤生の中の狼少年ケンな藤生が、
「あれは鈴木啓二さんと言ってね……」
大嘘である。さらりと「何言ってんですか」と流してほしかった藤生。だがSちゃんは今時珍しい純真なお嬢さんであった。
「えっ?!そうなんですか?」
違います。
っていうか現代人の名前な時点でバレバレじゃんよう!信じないでくれよう!信じさせたかったからもうちょっと坊さんぽい時代がかった名前言うよう!
いやそれもどうだ藤生。
本当はその後鈴木啓二さんの偉業も即興で語ろうかと思っていた藤生であるがやめておいた。今となっては何をいうつもりだったんだかよくわかんないが。
恵比寿さまのまつってある本覚寺では、藤生、「恵比寿の顔に『かまくら』という字が浮き出たら島の滅びるかまくらゑびす伝説」を語って「それは嘘です」とあっさり切られるし。
はいそうです。嘘です。
長谷で寄り道した八雲神社(待望の厄除け神社だった)の近所の電柱に「八雲36号」だの「八雲7号」だのとナンバリングしてあるのを見て、「なんなんでしょーねぃ……」と首をかしげる皆に「ロボットだからです」と断言してまた切られたし。
どうよ、「八雲36号アールデコ」。
「住所でしょうか?」というRさんに
「違います、あれは……」いざというときに合体発進するんですよ!と懲りずにロボットネタを引こうと思ったら、
「そんな本当のことのように否定しないでください、藤生さん」
じゃあどのように否定すればいいんですか藤生は。
夜になってもしぶとく小田急江ノ島片瀬駅は竜宮城で代代の駅長は乙姫様が勤めている今は56代目とかいう話をして叱られる。その現実味あふれる数字がいけないらしい。現実味あふれる数字だからいいんじゃんねぃ。
ってそうやって嘘ばかりついてるから行く手に暗雲が立ち込めるんだよ……。
そういや母校の院歌は「荒波よ狂わば狂え 黒雲よ行く手阻め」という激しい歌詞だったなぁ。
閑話休題。
まあそんなこんなで、夕方から夜にかけての逢魔ヶ時に江ノ島に駆け込み、あの石段を一気に登って七福神クリア。夕暮れの富士山がきれいでした。
冬の海は荒れてて暗くて幽霊が出るって昔の人が考えたのもむべなるかなな雰囲気でなかなか。
最後におみくじ引いたら大吉だったし。42番だったが。女難って書いてあったが。藤生女なんだが。
最後にモスで夕飯を食べて今年の七福神めぐりを終える。
さあ暗雲ちょっと見たけど今年はよいことあるとよいねぃ。
メンバーのうち2人とは品川で待ち合わせ。藤生、珍しく遅刻せず。
だがT主任と朝っぱらから見も知らぬ青年に一方的に絡まれた挙句
「頭の悪い奴とは話してもしょうがない」
と吐き捨てられる。
藤生、今年の行く末にやや暗雲の兆しを見る。
その10秒後にやってきたRさんと合流して横須賀線快速に乗り北鎌倉へ。ここで最後の一人Sちゃんと合流。
Sちゃんは鎌倉七福神のHPを調べてちゃんとプリントアウトして持参していた。偉い。藤生はそのページにアクセスしてコースの最初の寺の場所だけチェックしていたが、他の所は「現地いきゃどーにかなるさ」とさらりと目を通しただけだった。いーかげんである。
さえちゃん、居間めんばーと歩く時は自分がしっかりしなきゃ、ということに目覚めたのかもしれない。まったくTさんや藤生のほうが年上なのにねぃ。
コース的には、浄智寺(布袋)→鶴岡八幡宮(弁天)→宝戒寺(毘沙門天)→妙隆寺(寿老人)→本覚寺(恵比寿)→御霊神社(福禄寿)→長谷寺(大黒天)→江ノ島神社(弁天)となるが、鶴岡八幡宮はあまりの人出にパス。屋台で苺飴だけ食べた……。
ところで鎌倉の寺は拝観料を取るところが多い。なんだかなぁ。浅草は全部タダだった上場所によっては甘酒や般若湯が出たというに。
そーいや徒歩で移動中、唐突に石段に竹で通せんぼしてある神社を発見。なんとナシに見上げると、やや、「安倍晴明神社」の文字が。とりあえず京極ファンとしてはチェキでしょう!と思って見上げていると、おもむろに右から黒猫登場。目の前の石段を横切って去っていった……。
藤生、今年の行く末の暗雲がやや濃くなるのを見る。
そういやどっかの寺で見知らぬじーさんに絡まれたりもしたなぁ。今年もやばいかなぁ。年の初めからほらばっかり吹いてたからかなぁ。
最初の寺にて。ご本尊に鎌倉時代の釈迦三尊があり、そのわきになんだかよーしらんが僧形の像が置いてある。
「あれはどなたなんでしょう?」とSちゃん。
そんなん知るわけない。だが藤生の中の狼少年ケンな藤生が、
「あれは鈴木啓二さんと言ってね……」
大嘘である。さらりと「何言ってんですか」と流してほしかった藤生。だがSちゃんは今時珍しい純真なお嬢さんであった。
「えっ?!そうなんですか?」
違います。
っていうか現代人の名前な時点でバレバレじゃんよう!信じないでくれよう!信じさせたかったからもうちょっと坊さんぽい時代がかった名前言うよう!
いやそれもどうだ藤生。
本当はその後鈴木啓二さんの偉業も即興で語ろうかと思っていた藤生であるがやめておいた。今となっては何をいうつもりだったんだかよくわかんないが。
恵比寿さまのまつってある本覚寺では、藤生、「恵比寿の顔に『かまくら』という字が浮き出たら島の滅びるかまくらゑびす伝説」を語って「それは嘘です」とあっさり切られるし。
はいそうです。嘘です。
長谷で寄り道した八雲神社(待望の厄除け神社だった)の近所の電柱に「八雲36号」だの「八雲7号」だのとナンバリングしてあるのを見て、「なんなんでしょーねぃ……」と首をかしげる皆に「ロボットだからです」と断言してまた切られたし。
どうよ、「八雲36号アールデコ」。
「住所でしょうか?」というRさんに
「違います、あれは……」いざというときに合体発進するんですよ!と懲りずにロボットネタを引こうと思ったら、
「そんな本当のことのように否定しないでください、藤生さん」
じゃあどのように否定すればいいんですか藤生は。
夜になってもしぶとく小田急江ノ島片瀬駅は竜宮城で代代の駅長は乙姫様が勤めている今は56代目とかいう話をして叱られる。その現実味あふれる数字がいけないらしい。現実味あふれる数字だからいいんじゃんねぃ。
ってそうやって嘘ばかりついてるから行く手に暗雲が立ち込めるんだよ……。
そういや母校の院歌は「荒波よ狂わば狂え 黒雲よ行く手阻め」という激しい歌詞だったなぁ。
閑話休題。
まあそんなこんなで、夕方から夜にかけての逢魔ヶ時に江ノ島に駆け込み、あの石段を一気に登って七福神クリア。夕暮れの富士山がきれいでした。
冬の海は荒れてて暗くて幽霊が出るって昔の人が考えたのもむべなるかなな雰囲気でなかなか。
最後におみくじ引いたら大吉だったし。42番だったが。女難って書いてあったが。藤生女なんだが。
最後にモスで夕飯を食べて今年の七福神めぐりを終える。
さあ暗雲ちょっと見たけど今年はよいことあるとよいねぃ。
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