歯医者をめぐる冒険

2000年11月14日
いやなにもめぐってないが。
今日も今日とて歯医者である。
「まず噛み合わせの歯の型取りましょうね〜」
………………それだけ?
わぁい、今日は藤生ってば楽勝?

……今帰宅してつらつらと考えるに、何故この時点でそこまでつーすいーとな夢を見たのか、自分がさっぱり理解できない。
先週の時点で「削ります」と宣言されているのである。
そんなわけでとってもブルーな気分で八重洲に向かったのである。
なのにどーして最初に「型どりします」と言われただけで「それだけ?」とか思うよ自分。
型をはずして口を濯いだ後、歯医者は不吉に私の横たわる椅子を深く降ろした。
半ばのけぞり状態の藤生の上の歯を執拗にチェックしている。
「うわーん!虫歯みつかるから見るんじゃない!!」
必死で電波を飛ばす藤生。
通じるわけがない。
というか歯医者にきて何を抜かすか。
それ以前に先週何を言われたか本当に理解しているのか。
「藤生(仮名)さんは麻酔した方がいいんでしたっけ?」
そんな藤生の躊躇に気付きもせずのたまう歯医者。
電波説得失敗。
そして反射的に激しく頷く弱気な私。
この歯医者は麻酔注射はあまり痛くない……。
そういえば前通っていた新浦安の歯医者は怪しい秘密兵器のような麻酔注射を使っていたがあれは何だったのだろう……。
そんなことをつらつら考えながら削られていると、いきなり歯茎まで削られてしまったのことよ。
先生、さすがにそこは痛いってばさ……。
そして、その後再び型をとり、その間にうつらうつらしてしまう藤生。
眠りに落ちかけて、リクライニングした椅子の上でびくっと痙攣すること数度。
助手のねーちゃん見てたよな……うわはずかし……

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