秋風はあきたこまちに乗って
2000年10月13日午後のことである。
東日本担当の次長が新幹線のチケットを取って欲しいという。
「東京から盛岡まで何時間かかるかなぁ?」
時刻表を取り出し東北新幹線をチェック。
「時間帯にもよりますが……3時間半?」
「もっと速いのってないっけ?」
「えーとこれは仙台から後各停だから……」
ごそごそやってると隣席の中日本担当の次長が一言、
「『あきたこまち』に乗れば速くなかったっけ?」
……次長。それは米の名前では。
「『こまち』ですか?でもあまり変わらないような……あ、でもこっちの『やまびこ』は途中駅止まらないからこれを使えば……」
「あれ?『あきたこまち』も停まらないのなかったっけ?」
だから次長それは米を食べたあとの袋がファッションバッグになるという謎の米(別に米自体は謎ではないが)では。
でも中日本担当の次長はその後も「あきたこまち」を連呼しておられた。藤生も突っ込んだんだけどなぁ一応。でも彼にとってはあくまでもそれは「あきたこまち」らしい。
米袋に乗っても盛岡には着かないだろうと思うのだが。でも米俵に乗って飛んだという伝説があるのは役小角だったっけ……?
夜は夜で、前の会社の友人と飲みに行く。
彼がやっと退職できたのでお祝いしたのだ。
私がいたときからやばい会社だったが、相変わらずというか輪をかけてやばくなっているらしい。恐いのう。
何せ社長がUFO信じてて朝礼で話す会社だったからな。うむ。
東日本担当の次長が新幹線のチケットを取って欲しいという。
「東京から盛岡まで何時間かかるかなぁ?」
時刻表を取り出し東北新幹線をチェック。
「時間帯にもよりますが……3時間半?」
「もっと速いのってないっけ?」
「えーとこれは仙台から後各停だから……」
ごそごそやってると隣席の中日本担当の次長が一言、
「『あきたこまち』に乗れば速くなかったっけ?」
……次長。それは米の名前では。
「『こまち』ですか?でもあまり変わらないような……あ、でもこっちの『やまびこ』は途中駅止まらないからこれを使えば……」
「あれ?『あきたこまち』も停まらないのなかったっけ?」
だから次長それは米を食べたあとの袋がファッションバッグになるという謎の米(別に米自体は謎ではないが)では。
でも中日本担当の次長はその後も「あきたこまち」を連呼しておられた。藤生も突っ込んだんだけどなぁ一応。でも彼にとってはあくまでもそれは「あきたこまち」らしい。
米袋に乗っても盛岡には着かないだろうと思うのだが。でも米俵に乗って飛んだという伝説があるのは役小角だったっけ……?
夜は夜で、前の会社の友人と飲みに行く。
彼がやっと退職できたのでお祝いしたのだ。
私がいたときからやばい会社だったが、相変わらずというか輪をかけてやばくなっているらしい。恐いのう。
何せ社長がUFO信じてて朝礼で話す会社だったからな。うむ。
コメント