彼岸前迄

2000年9月9日
本日祖父の墓参りに行く。
何故こんな中途半端な時期かというと、車を出す人間の都合がつくのが今日くらいだったから。9/23は現在我が家で唯一運転ができる兄が来られないらしい。
墓地があるのはPHSの電波も届かぬ千葉のド田舎村。ぶらぼう。しかしそこは我が家から車で三十分以上一時間未満の土地ではあるが。
祖父は死にたてぴっちぴちなので、新区画に新しい墓が作ってある。新しくてぴかぴかなせいで濡れた御影石の階段で滑ってこけて腰まで打った。寝ぼけてやる気ない態度で墓参した孫に怒りを覚えたか祖父よ。すまぬ。
しかし旧区画は素敵である。鬱蒼とした竹藪に面し、苔生した墓石とわけのわからない石仏が土に直接立っている。
出そう。
というか、この辺、土葬。
かろうじて解読したとある墓碑には寛永○年との文字。雨のせいか土が軟らかく、一歩ごとにサンダルが地面に沈むのが恐怖である。
まあ常識的に考えて踏み抜きはしないであろうが。そもそも興味本位でこういう場所を歩き回るな自分。不謹慎だぞ。でも怪談とか好きだからね……。
その後親戚宅を3件回りファミレスで昼食をとり生協で買い物して帰宅。しかし田舎の家というのは敷地は広いわ建築は立派だわ車は一人一台持ってるわ。
……しかしPHSのアンテナは立たないのよね。
今日は稲刈りをするつもりだったそうだが、朝大雨が降ったので中止とのこと。私たちがついたころには降っていなかったが、地面が柔らかいと機械が田圃に入らないらしい。農家も大変そうだ。

その後昼寝してたためろくに本は読まず。「アナン」上巻読了。今回は超常感動路線か飯田。いや超常なのはいつもだけど。
今この日記を書いている背後で映画「リング」を放映してる。
そういえばこれの原作、いきなり「らせん」を読んでしまったため(図書館にたまたまそっちだけあったから)、改めて「リング」を読んだ時全然全く恐怖を覚えなかったという。だって「らせん」に「リング」のあらすじ全部載ってるんだもんさ……。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索